巻ノ百七十七 ページ32
木の葉の里の門まで、もうすぐのところ。
耳に届いたのは金属音に子どもが先生を呼ぶ叫び声。
声の主はナルトだ。
こうも聞き慣れた声を間違えるはずがない。
里外に出ているという事はCランク任務。
カカシが一緒なので心配はない。
｢おじさん、さがってェ！｣
依頼者に殺す気で迫る忍、サクラがクナイを持ち間に立った。眼前まで迫った瞬間、間に入ったのは･･･サスケ。
心配ない、そのはずだった･･･が、これは任務ランク外の可能性が高そうね。
貴「ストップ」
｢ッ!!?｣
横から手を伸ばし、忍の頭を鷲掴みにして動きを止めると腕を掴み後ろに捻り上げた瞬間 鈍い音が鳴る。
もう一人の方はカカシが動きを止めてる。
あれは･･･変わり身の跡、様子見してたってわけね。
ｻｸﾗ「カカシ先生！生きてたァ。･･･って、え？この人はっ」
ﾅﾙﾄ「A姉ちゃん!?」
貴「カカシ、これはどういうこと｣
ｶｶｼ「！･･･今から確認するところです。コイツらが誰を狙っているかもわかりましたから」
貴「そう。まあいいわ。カカシ、とりあえず木に拘束しといて。両腕折ったから動けないと思うけど、念の為ね｣
ｶｶｼ「ハイ」
カカシに向かって敵の忍を放り投げると軽く手のひらを叩いて、依頼者の方へ目線をズラす。
｢だ･･･誰じゃ、コヤツは木の葉の忍か？｣
貴「あなたが依頼者ですね。私は木の葉の忍、火影の補佐役をしています。少々、お話いいですね」
｢！････超エラい奴じゃの｣
驚いた顔をしてスグ、顔を歪めた依頼者のおじさん。
大方、依頼のウソをついているのだろう。
ｶｶｼ「ナルト、すぐに助けてやれなくて悪かったな。ケガさしちまった。お前がここまで動けないとは思ってなかったからな」
ｻｽｹ「よォ･･･ケガはねーかよ、ビビり君」
ﾅﾙﾄ「！！」
敵を前に動けたサスケに動けなかったナルト、その一言でケンカを起こすのは十分。
それを察知したのか、カカシは先に止めた。
ｶｶｼ「ナルト！ケンカは後だ。こいつらの爪には毒が塗ってある。お前は早く毒抜きする必要がある｣
ﾅﾙﾄ「！」
貴「それ･･･傷口を開いて、毒血を抜かなきゃいけないわね。あまり動かないで、毒がまわるわ」
ｶｶｼ「タズナさん」
ﾀｽﾞﾅ「な･･･何じゃ！」
ｶｶｼ「ちょっとお話があります」
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白花(プロフ) - わわさんさん» そう言っていただけて嬉しいです！ぜひ、これからもよろしくお願いします😊ありがとうございました💗 (9月18日 11時) (
レス) @page18 id: f936ecd47d (このIDを非表示/違反報告)
わわさん - 好きな作品でしかも好きな設定だったので一気見しちゃいました！✨️✨続きが楽しみで仕方ないです!!! 更新待ってます (9月10日 23時) (レス) id: 2393d5040c (このIDを非表示/違反報告)
白花(プロフ) - めぐみさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます！クシナとミナト、しばらく出せないと思うと寂しいです😭ようやくナルトたちと関わってきますので、お楽しみに☆ (8月15日 21時) (レス) @page14 id: f936ecd47d (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - 久々に一気読みするほどどハマりしました！クシナとミナトのあの名シーンは感動ものですね､､､続き、楽しみにしてます！更新頑張ってください(๑˙꒳˙๑)و (8月15日 14時) (レス) id: 206425900b (このIDを非表示/違反報告)
白花(プロフ) - 舞さん» ありがとうございます！見ていただいて嬉しいです☺︎︎ (8月10日 22時) (レス) id: 0948fc59e0 (このIDを非表示/違反報告)
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