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巻ノ百七十一 ページ26

あの後、三代目の孫である木ノ葉丸が奇襲を仕掛けて騒がしくやって来たと思えば、次はナルトを追って去っていく。

ようやく静けさが戻ってくると部屋に足を踏み入れた。

ヒルゼン「A、わかりやすいのう・・・」

貴「はは、すみません・・・。
しかし、木ノ葉丸は本日20回目の奇襲でしたね」

ヒルゼン「はぁ・・・そうじゃ。
なんで、あんな風に育ってしもーたんじゃろ・・・」


貴「まあでも元気でいいじゃないですか。見てて飽きませんしね。さて、私はアカデミーへ行ってきます」


今回、アカデミーを卒業した子らはスリーマンセルの班を作り各班に一人 上忍の先生がつくことになる。

アカデミー側が編成した班にコチラで上忍を選ばせてもらった。そのリストを渡しに行くのだ。

ヒルゼン「それはよいが・・・A、話は聞いておったろう」


貴「あの子の気持ちはわかりました。ただ、今は火影補佐。抜け出すなんて事しませんよ」

冷たいと思われるだろうか、しかし私は補佐役。火影の側近だ。仕事を抜け出すわけにはいかない。

私は忍、私情で動くわけにはいかないのだ。


三代目の小さなため息が聞こえてくると、「やれやれ」と少し呆れたような顔をしている。

ヒルゼン「ついでに火影代理として里の見回りを頼めるか」

貴「!・・・・承知しました」


三代目の言葉を受けると静かに頭を下げた。

ナルトと話す機会を作ってくれたのか・・・昔から、三代目には頭が上がらないな。



瞬身で飛んで、あっという間に目の前にはアカデミー。職員室のドアをノックすると聞き覚えのある声に眉を動かした。

ドアを開けると顔を包帯で巻かれたイルカ。
思わず口を小さく開け、眉をひそめた。

イルカ「!A様っ。昨日はありがとうございました!おかげで私もナルトも無事で・・・A様?どうかされました?」

貴「イルカ、傷の具合はいいの?
まさかもう仕事をしてるとは思わなかったわ」


イルカ「あっ、ハイ!A様が処置をしてくれたおかげで治りも早いそうで、見た目ほど痛みもありませんから」

貴「そう、それならいいけど・・・無理は禁物よ」


イルカ「!あっ、ありがとう・・・ございます」

少し目を大きくしたイルカは頬を少し赤くし、照れたように目線を逸らした。

その様子に首を傾げながら、懐から書状を取り出すとイルカに手渡した。


貴「じゃあこれ、各班の担当上忍を書いてるからお願いね」

イルカ「ハイっ。確かに預かりました!」

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白花(プロフ) - わわさんさん» そう言っていただけて嬉しいです!ぜひ、これからもよろしくお願いします😊ありがとうございました💗 (9月18日 11時) (レス) @page18 id: f936ecd47d (このIDを非表示/違反報告)
わわさん - 好きな作品でしかも好きな設定だったので一気見しちゃいました!✨️✨続きが楽しみで仕方ないです!!! 更新待ってます (9月10日 23時) (レス) id: 2393d5040c (このIDを非表示/違反報告)
白花(プロフ) - めぐみさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます!クシナとミナト、しばらく出せないと思うと寂しいです😭ようやくナルトたちと関わってきますので、お楽しみに☆ (8月15日 21時) (レス) @page14 id: f936ecd47d (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - 久々に一気読みするほどどハマりしました!クシナとミナトのあの名シーンは感動ものですね、、、続き、楽しみにしてます!更新頑張ってください‎(๑˙꒳​˙๑)و (8月15日 14時) (レス) id: 206425900b (このIDを非表示/違反報告)
白花(プロフ) - 舞さん» ありがとうございます!見ていただいて嬉しいです☺︎︎ (8月10日 22時) (レス) id: 0948fc59e0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白花 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2023年8月6日 20時

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