巻ノ百四十八 ページ3
──ある静かな夜、事件は起こった。
里とうちはの間の溝は深まるばかり、嫌な予感はしていた。だけど、まさか本当に･･･イタチが？
三代目から聞いた事実に動揺を隠すように面をつけると、早急に暗部の全隊員に緊急招集の鷹を飛ばす指示を出す。
ﾋﾙｾﾞﾝ「第一級警戒態勢をしく。お前も早く行けっ｣
貴「････」
ﾀﾞﾝｿﾞｳ「A、この緊急事態に何を突っ立ておるッ」
貴「三代目、ダンゾウ様、今の話が本当だとすれば私はイタチを追いましょう。それが役目ですから｣
不信感と共に疑惑の目を上層部に向けると口を開いた。
貴「──うちは一族殲滅、これは里の指示ですか？」
ﾀﾞﾝｿﾞｳ「････」
ﾋﾙｾﾞﾝ「何を馬鹿なことを･･･!!信じられぬのもわかるが、起きてしまった事は事実ッ。総隊長であるお前がしっかりせんでどうする｣
貴「･･･失礼しました。
早急に暗部、全班を本部に招集致します」
頭を下げ、そのまま一歩後ろへ下がると避雷針で暗部の本部へと飛ぶ。
先程出した緊急招集の鷹によって、本部入口には班員が集まりつつある。
内容はまだ伝えられていないがピリピリとした緊急事態の空気は感じ取っているようだ。
貴「第一級警戒態勢だっ。まもなく三代目とダンゾウ様が来られる。気を引き締めろッ｣
『ハイッ!!』
全隊長を先頭に全班がズラリと本部の前に整列する。
全班を背負うように一つ前に立つとピリッと空気が変わる。三代目たちが到着したのだ。
ﾋﾙｾﾞﾝ「出動だ！」
ﾀﾞﾝｿﾞｳ「わしの班は木の葉警務部隊 本部へ！」
ﾋﾙｾﾞﾝ「わしの班はうちは地区だ！」
───
─
うちは地区に到着すれば、目の前の惨劇にさすがの隊員たちも言葉を失う。
貴「何をしている、今すぐ全員の安否を確認しろっ。
生存者は医療班へ運べ！」
至る所に倒れるうちは一族。ザッと見ただけでも生存者は確認できない。
｢ひでぇ･･･｣
｢いったい何が･･･？｣
ﾋﾙｾﾞﾝ「生存者を確保せよ！｣
夕顔「生存者一名発見！」
夕顔の側には道端に倒れている少年の姿。膝をついて身体に手を触れるとチャクラで容態を確認する。
サスケ･･･気を失っているだけだ。
この中で無傷ですんでるという事は･･･。
貴「夕顔、少年を医療班へ運べ」
夕顔「ハイっ」
ｶｶｼ「他はみんなやられていますっ」
ﾋﾙｾﾞﾝ「遺体はすべて回収せよ。よいな？全てだ。屋内も見逃すでないぞ」
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白花(プロフ) - わわさんさん» そう言っていただけて嬉しいです！ぜひ、これからもよろしくお願いします😊ありがとうございました💗 (9月18日 11時) (
レス) @page18 id: f936ecd47d (このIDを非表示/違反報告)
わわさん - 好きな作品でしかも好きな設定だったので一気見しちゃいました！✨️✨続きが楽しみで仕方ないです!!! 更新待ってます (9月10日 23時) (レス) id: 2393d5040c (このIDを非表示/違反報告)
白花(プロフ) - めぐみさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます！クシナとミナト、しばらく出せないと思うと寂しいです😭ようやくナルトたちと関わってきますので、お楽しみに☆ (8月15日 21時) (レス) @page14 id: f936ecd47d (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - 久々に一気読みするほどどハマりしました！クシナとミナトのあの名シーンは感動ものですね､､､続き、楽しみにしてます！更新頑張ってください(๑˙꒳˙๑)و (8月15日 14時) (レス) id: 206425900b (このIDを非表示/違反報告)
白花(プロフ) - 舞さん» ありがとうございます！見ていただいて嬉しいです☺︎︎ (8月10日 22時) (レス) id: 0948fc59e0 (このIDを非表示/違反報告)
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