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巻ノ百六十三 ページ18

──その日の夜、事件は起こった。

招集により、火影邸に集まり事情を聞くなり里の忍らは怒りを見せた。

貴「少しは落ち着きなさい。
忍がそんなに感情を露わにしてどうするの」

「しかし!A様、これはさすがに黙ってられません!」


ナルトがいたずらで封印の書を持ち出した。
今回の招集の理由はこれだ。

封印の書という重要なモノという理由もあるが、少なからず相手がナルトだという事もあるだろう。


「今度ばっかりはいたずらではすまされません!三代目様!!」

「そーだ!そーだ!」


三代目に詰め寄る忍たちを見て三代目は頷いた。

ヒルゼン「うむ!初代火影様が封印した危険な書物じゃ。使い方によっては恐ろしいことになりかねん・・・!」


集められた者の中にはアカデミーの教師まで。ミズキが呼びに行ったのだろう、イルカは衝撃を受けている。

ヒルゼン「書物が盗まれて半日以上経っておる。
急いでナルトを探すのじゃ!」

『はっ!!!』


一斉にその場を離れた忍。
二人になると静かに視線を向けた。

ヒルゼン「・・・・お前の言う通りになったのう」

貴「えぇ、残念ですが」


指先の出ている黒の手袋、裾を引っ張れば指先をゆっくりと折ってグッと握り締めた。

貴「こういった任務は・・・暗部以来ですかね。
彼の処罰に対してはどう致しましょう」

ヒルゼン「お前に一任する」


貴「ハイっ。さて・・・封印が破られないといいのですが」

ヒルゼン「わからぬな。術で抑えられていた力が解放するやもしれん、九尾が出てくる可能性もある。その時はいいな」


貴「・・・わかってますよ、その為に私が行くんですから」

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白花(プロフ) - わわさんさん» そう言っていただけて嬉しいです!ぜひ、これからもよろしくお願いします😊ありがとうございました💗 (9月18日 11時) (レス) @page18 id: f936ecd47d (このIDを非表示/違反報告)
わわさん - 好きな作品でしかも好きな設定だったので一気見しちゃいました!✨️✨続きが楽しみで仕方ないです!!! 更新待ってます (9月10日 23時) (レス) id: 2393d5040c (このIDを非表示/違反報告)
白花(プロフ) - めぐみさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます!クシナとミナト、しばらく出せないと思うと寂しいです😭ようやくナルトたちと関わってきますので、お楽しみに☆ (8月15日 21時) (レス) @page14 id: f936ecd47d (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - 久々に一気読みするほどどハマりしました!クシナとミナトのあの名シーンは感動ものですね、、、続き、楽しみにしてます!更新頑張ってください‎(๑˙꒳​˙๑)و (8月15日 14時) (レス) id: 206425900b (このIDを非表示/違反報告)
白花(プロフ) - 舞さん» ありがとうございます!見ていただいて嬉しいです☺︎︎ (8月10日 22時) (レス) id: 0948fc59e0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白花 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2023年8月6日 20時

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