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巻ノ百六十 ページ15

昨日のいたずら騒動の後、ナルトは担任であるイルカによってアカデミーへと連れ戻されていった。

夕方になると二人で戻ってきて火影岩の掃除、ナルトが元に戻すまでイルカも付き合ってくれていた。


大きいことをしろなんて、私が言ったのも悪かっただろうか。少し反省するも、火影岩に落書きなんて考えつかないような事をするとはさすが私の甥っ子。

なんて事を考えると、いつもカカシに「叔母バカ」だなんて冷めた顔で言われてしまう。




本日はアカデミーの卒業試験の日、子ども達もまばらに教室に集まってくる。


貴「失礼します。火影代理で参りました、Aです」

職員室の扉をノックして開けると即座に立ち上がり、素早く目の前にまでやってきて頭を下げる一人の教師。

貴「イルカ?どうした、頭を上げなさい」

イルカ「昨日はウチの生徒が申し訳ありませんでした・・・!火影様とA様には多大なるご迷惑をおかけして」


身体の横にのりでもついてるのかと思うほどピタっとくっつき、指の先までピシッと伸びているイルカ。

良すぎる姿勢にこちらが見習いたくなるほどだ。


貴「ああ、掃除もしてもらったしコチラとしては言うことはないので大丈夫よ。それより・・・例のナルト、彼も本日卒業試験を受けるとか」

イルカ「あっ、ハイ。ただこれまでにも二度試験を落ちていまして、今日の試験で三度目になるんです」


ミナト兄さんの子だから、センスはあると思うけど・・・成長速度は人それぞれ。ナルトはゆっくりタイプかな。

貴「廊下の方から試験の様子も見させて頂こうと思ってるので、本日はお願いします」

イルカ「ハイっ。どうぞ、ゆっくりご覧になって下さい」



アカデミーの中を歩いて、色んな部屋を回り、授業の様子や雰囲気、学びやすさ等を見ていく。

ナルトのいる教室の前までやって来ると足を止めて、後ろの窓から中の様子を眺めた。


貴「試験内容は、分身の術。次は・・・ちょうどナルトか」

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白花(プロフ) - わわさんさん» そう言っていただけて嬉しいです!ぜひ、これからもよろしくお願いします😊ありがとうございました💗 (9月18日 11時) (レス) @page18 id: f936ecd47d (このIDを非表示/違反報告)
わわさん - 好きな作品でしかも好きな設定だったので一気見しちゃいました!✨️✨続きが楽しみで仕方ないです!!! 更新待ってます (9月10日 23時) (レス) id: 2393d5040c (このIDを非表示/違反報告)
白花(プロフ) - めぐみさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます!クシナとミナト、しばらく出せないと思うと寂しいです😭ようやくナルトたちと関わってきますので、お楽しみに☆ (8月15日 21時) (レス) @page14 id: f936ecd47d (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - 久々に一気読みするほどどハマりしました!クシナとミナトのあの名シーンは感動ものですね、、、続き、楽しみにしてます!更新頑張ってください‎(๑˙꒳​˙๑)و (8月15日 14時) (レス) id: 206425900b (このIDを非表示/違反報告)
白花(プロフ) - 舞さん» ありがとうございます!見ていただいて嬉しいです☺︎︎ (8月10日 22時) (レス) id: 0948fc59e0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白花 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2023年8月6日 20時

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