巻ノ百四十七 ページ2
シスイが亡くなってから2年の歳月が経った。
上層部の前に膝をつくと顔を上げてカカシ、イタチに一瞬視線を送って前に向き直す。
貴「カカシ、イタチを連れて参りました」
ﾀﾞﾝｿﾞｳ「任務の増加に伴い、暗部の班を増やすことにした。その隊長をイタチ、お前に任せる」
ｲﾀﾁ「はっ」
ｺﾊﾙ「反対はせぬが。しかし若いのう、幾つだ？」
ｲﾀﾁ「13です」
決定事項である為、これが覆ることはないがご意見番としては不安要素が残るのだろう。
ｺﾊﾙ「Aが隊長に任されたのは15の歳。
それより若いか」
ﾀﾞﾝｿﾞｳ「もっと若くして上忍なった忍はいくらでもいる」
会議の段階から思っていたが ダンゾウ様は･･･やけにイタチを隊長にさせることに前向きだ。
･･･自分の目の届くところに起きたいか。
ﾎﾑﾗ「暗部入りして2年で隊長か」
ｺﾊﾙ「暗部の隊長では一番若いだろう」
ﾀﾞﾝｿﾞｳ「新しい班の隊員はワシが暗部から出すことにする｣
貴「承知しました。班編成変更に伴って、ろ班の補充要員について確認したい事があるのですが･･･｣
少し離れて片膝をつくカカシに目線を送ると扉の方へと目線を動かした。
ｶｶｼ「失礼します｣
すぐに意図を理解したカカシはイタチを連れて退ると部屋は静寂に包まれる。
ﾋﾙｾﾞﾝ「補充要員については夕顔に決定している話。何か話があるのだろう？」
貴「シスイの件から二年もの歳月が経ちました。しかし、うちはの反乱の意志は再び芽生えるでしょう｣
ﾀﾞﾝｿﾞｳ「その件については、お前には三代目より待機命令が出ているはずだ」
貴「待機とはいい名分。この二年、うちはに関する任務は不自然なほどに回ってこなかった｣
ﾋﾙｾﾞﾝ「･････」
貴「私をうちはから遠ざける理由はなんですか。
まさか･･･臆病風に吹かれたのではありませんよね？｣
ﾎﾑﾗ「Aっ、口が過ぎるぞ！」
すぐさま叱責が飛んでくると数秒間を開けて三代目の口が開いた。
ﾋﾙｾﾞﾝ「A、お前は今や木の葉になくてはならぬ存在。うちはは里の問題、それも長期に渡る。お前ほどの忍を縛りつけてはおけぬのだ｣
ｺﾊﾙ「何かあれば、Aの力を借りる事もあるだろうが･･･現状、別の任務で手一杯のはずだろう｣
ﾋﾙｾﾞﾝ「うちはの件、他の者に任せておる。
信頼のおける奴じゃ安心せい」
貴「･･･内密に動いているのですね。どうか、里とうちはが良い方向へ向かうように願っております｣
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白花(プロフ) - わわさんさん» そう言っていただけて嬉しいです！ぜひ、これからもよろしくお願いします😊ありがとうございました💗 (9月18日 11時) (
レス) @page18 id: f936ecd47d (このIDを非表示/違反報告)
わわさん - 好きな作品でしかも好きな設定だったので一気見しちゃいました！✨️✨続きが楽しみで仕方ないです!!! 更新待ってます (9月10日 23時) (レス) id: 2393d5040c (このIDを非表示/違反報告)
白花(プロフ) - めぐみさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます！クシナとミナト、しばらく出せないと思うと寂しいです😭ようやくナルトたちと関わってきますので、お楽しみに☆ (8月15日 21時) (レス) @page14 id: f936ecd47d (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - 久々に一気読みするほどどハマりしました！クシナとミナトのあの名シーンは感動ものですね､､､続き、楽しみにしてます！更新頑張ってください(๑˙꒳˙๑)و (8月15日 14時) (レス) id: 206425900b (このIDを非表示/違反報告)
白花(プロフ) - 舞さん» ありがとうございます！見ていただいて嬉しいです☺︎︎ (8月10日 22時) (レス) id: 0948fc59e0 (このIDを非表示/違反報告)
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