巻ノ三十七 ページ38
第一次試験から3日後のこと中忍試験は死の森での第二次試験を行った。
私たち担当上忍や火影様はモニターからその様子をうかがい、見守る。
ﾋﾙｾﾞﾝ「はたけカカシも受験するんだったな」
ﾐﾅﾄ「はい、この次のチームです」
貴「彼の成長には目を見張るものがあります。
火影様もきっと驚かれることかと」
ﾋﾙｾﾞﾝ「ほう。それは楽しみだな」
試験開始時間は9時ちょうど。
今は開始時刻5分前の8時55分、カカシとリンは既に準備が整っているがオビトの姿は今だない。
貴「･･･何してるのよっ、オビト。
間に合うといいけど･･･」
時間は刻一刻と迫る。
とうとう時刻は9時、開始場所にオビトの姿はなく今に失格になってもおかしくない。
貴「オビトっ。あの子、一体何をして──」
兄さんと顔を見合わせグッと唇を噛み締め見守っていると画面にオビトの姿が映る。
ﾐﾅﾄ「ふー･･･ったく」
貴「っはぁ、よかった･･･ヒヤヒヤさせるんだから」
胸元に手を当てて胸を撫で下ろすと気持ちを入れ替えてモニターに再び注目をした。
遂にカカシ達とガイ達の班の対抗戦が始まる。
｢これより第二次班対抗戦一次予選を開始する。
───始めッ!!」
貴「･･･ん？」
モニターに視線を集中させているとオビトに何か違和感を覚え目を凝らして画面を見る。
ﾐﾅﾄ「A？どうした」
貴「あ、いや･･･｣
首を振って笑い誤魔化すが横目でモニターを見ると確かに見間違いではない。
この子、何か食べ物を口にいれてるんじゃ･･･これまさか飴玉？
開始の合図と共にガイはカカシ達へと突撃する。
カカシとリンはすぐさま戦闘態勢に入るがオビトは2人の前に出て印を結んだ。
貴「あっ、あのバカッ！
その状態で術なんか使ったら･･･!!｣
ﾐﾅﾄ「A？」
ｵﾋﾞﾄ「火遁・豪火球の･･･!!」
そこまで言って言葉が詰まると少し苦しそうな表情を浮かべるオビト。
案の定、喉に飴玉が詰まったようだ。
貴「はァ･･･詰まらせて当たり前じゃない、何してんのよ｣
額に手を当てると深くため息を溢した。
動きが止まったその隙にオビトはガイから強烈な蹴りを顔に喰らい、吹き飛んだ。
ﾐﾅﾄ「あれは････飴？」
貴「まったくあの子は･･･｣
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ＨＡＮＡ ＭＯＮ(プロフ) - 猫裏人さん» まだまだお話は続きます！続編でもどうぞよろしくお願いします。 (2017年1月16日 23時) (
レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
猫裏人 - ＨＡＮＡ ＭＯＮさん» 画像が上手く出来なかったのがその気持ちよくわかりますでも大丈夫ですよいくつでも送るのが出来ますので｢木の葉の影」続編も頑張って下さいね！ (2017年1月10日 9時) (レス) id: 041491251f (このIDを非表示/違反報告)
ＨＡＮＡ ＭＯＮ(プロフ) - 猫裏人さん» 画像がうまく載れてなかったみたいです！すみません！許可がでしだい載せ直したいと思います。また描いてくださってすみません。コメントはいつでもどうぞ！いつも応援ありがとうございます！ (2017年1月10日 0時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
猫裏人 - イラスト消えないうちに観てくれたら嬉しいと思ってますコメント機会あったら書いていいですか？ご迷惑かけてすみませんでした。 (2017年1月10日 0時) (レス) id: 041491251f (このIDを非表示/違反報告)
猫裏人 - ＨＡＮＡ ＭＯＮさん» 夜分にすみませんイラスト紹介載せてありがとうございますイラスト観たら写真がなかったので今回は水性色鉛筆で使ってみましたが送り直しますねURL は｢img@uranai. nosv. bbs /img / 」です間違ったらすみませんもしできなかったら名前だけ載せてOKですので。 (2017年1月10日 0時) (レス) id: 041491251f (このIDを非表示/違反報告)
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