巻ノ三十五 ページ36
オビト「何だよ、ミナト先生とA先生。
オレ達を呼んどいて遅刻かよ、しょうがねぇな」
そう吐き捨てるように言うと橋の縁に肘をついてため息を一つ吐くオビト。
カカシ「お前が言うか」
いつも遅刻ばかりのオビトの言葉にカカシはすかさず突っ込んだ。
オビト「何を!」
カカシ「あ?」
リン「まあまあ、2人とも」
なだめようとするリン、しかし水と油の2人の言い合いは止まらない。
オビト「やんのか、コラ!」
カカシが鼻で笑うとすかさず引っ掛かってくる。
オビト「はっ、鼻で笑いやがったな!」
カカシ「だからどうした」
貴「・・・っと。ん、またケンカでもしてるな。まったくあの2人は」
橋の鳥居に着地すると既に3人が揃っているのが確認できた、それもオビトとカカシは相変わらずケンカをしているよう。
貴「お待たせ、みんな集まってるね」
鳥居から橋におりるとオビト達は駆け寄ってくる。
オビト「ミナト先生、A先生!新しい任務ですか?」
ミナト「今日は違うんだ」
頭にハテナを浮かべるオビト、懐から紙を3枚出すとカカシ達に見せた。
オビト「何だそれ」
貴「志願書よ、キミ達を中忍に推薦しておいた」
私の言葉を徐々に理解していったのかオビトの表情はどんどん笑顔になっていく。
オビト「ん〜!ミナト先生、A先生、大好きだよ!」
よっぽど嬉しかったのだろう、オビトは私達に飛びつくなり満面の笑みで抱きついた。
ミナト「おっと」
貴「まったく、調子いいんだから」
カカシ「・・・・まだ話は終わってないだろ。さっさと離れろ、いつまで抱きついてるつもりだ」
少し不機嫌になったように見えるカカシはオビトの首根っこを掴んで私から引き剥がした。
貴「カカシの言う通り気が早いわよ。中忍になるには試験があるんだから」
オビト「え〜・・・」
あからさまに嫌な顔をするオビト。
貴「試験は一次、二次、三次とあってそれぞれかなりの難関よ」
オビト「ちぇ、そうなのか」
リン「ふふっ」
カカシ「待ち合わせの時間一つ守れないお前には無理かもな」
オビト「何だと!?」
すぐに言い合いを始める2人にすかさずリンが仲裁に入る。
リン「ちょっと2人とも!」
ミナト「とはいえ、共に任務を務め、中忍試験を受ける資格があると思ったから推薦したんだ」
貴「ただし中忍試験は強制じゃない。受けるか受けないかは自分で決めなさい」
オビト「もちろんっ───」
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HANA MON(プロフ) - 猫裏人さん» まだまだお話は続きます!続編でもどうぞよろしくお願いします。 (2017年1月16日 23時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
猫裏人 - HANA MONさん» 画像が上手く出来なかったのがその気持ちよくわかりますでも大丈夫ですよいくつでも送るのが出来ますので「木の葉の影」続編も頑張って下さいね! (2017年1月10日 9時) (レス) id: 041491251f (このIDを非表示/違反報告)
HANA MON(プロフ) - 猫裏人さん» 画像がうまく載れてなかったみたいです!すみません!許可がでしだい載せ直したいと思います。また描いてくださってすみません。コメントはいつでもどうぞ!いつも応援ありがとうございます! (2017年1月10日 0時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
猫裏人 - イラスト消えないうちに観てくれたら嬉しいと思ってますコメント機会あったら書いていいですか?ご迷惑かけてすみませんでした。 (2017年1月10日 0時) (レス) id: 041491251f (このIDを非表示/違反報告)
猫裏人 - HANA MONさん» 夜分にすみませんイラスト紹介載せてありがとうございますイラスト観たら写真がなかったので今回は水性色鉛筆で使ってみましたが送り直しますねURL は「img@uranai. nosv. bbs /img / 」です間違ったらすみませんもしできなかったら名前だけ載せてOKですので。 (2017年1月10日 0時) (レス) id: 041491251f (このIDを非表示/違反報告)
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