巻ノ三十二 ページ33
オビト「はっ、こんなのありかよ・・・!?」
任務で里を出た私達、しかしミナトが付近を偵察に行った隙に敵の忍が襲いかかる。
敵のレベルは中忍、カカシと私でほとんど倒してしまったのだけど・・・これまた面倒な事に。
残った忍が口寄せをしてしまい、私達の前には巨大なカマキリが現れた。
大刀を背中に提げて腕を組むと目の前のカマキリを見上げた。
貴「これまた大きなカマキリを呼んだなー。カツユ様と同じぐらいか。でも、カツユ様はあれで10分の1の大きさだしな」
オビト「ちょっ、A先生!? なに呑気なこと言ってんだよっ、バカでけェカマキリ見えてねーのかよ!」
貴「いやー、昆虫類の口寄せって中々見ないからさ。ハハハっ、見てよあのカマ!あれ使えば、ここらへんハゲちゃうぞ」
オビト「笑ってる場合か!!」
「木の葉の夜叉め、なめやがって・・・!
笑ってられるのも今の内だッ」
カカシ「オビト、早く連絡を!」
オビト「あ、ああ!」
オビトは起爆札のついたクナイを上に投げ、爆発すると青い空に黒い煙をはなった。
貴「ハハっ、あー面白かった」
オビト「だから笑ってる場合じゃないって!ほら前、前・・・!カマ振り上げてるから!」
オビトの言う通り目の前にはカマを振り上げ、今にも私目掛けて振り下ろす勢い。スっと目を細めると口角を上げてみせた。
貴「さて、ここならいけるか」
カカシ「!オビト、リン、今すぐ離れるぞっ」
リン「えっ、でもA先生が」
オビト「先生を置いてくのかよ!」
カカシ「ここにいたらオレ達も巻き込まれる、Aの邪魔になるだけだっ」
オビト「何を言って──」
カカシ「いいから行くぞっ」
カカシ達が離れて行くのが見えると目の前ではさっそくカマが振り下ろされている。
親指を噛めば血を掌につけ、印を素早く組んで手を地面に置く。
貴「口寄せの術!」
ボフンと煙と共に出てきたのは煙管を銜え、腹にさらしを巻いて法被を羽織った親分肌の大蝦蟇。
───キィィーッン
出てきた瞬間にドスを引き抜いた大蝦蟇は振り下ろされたカマを弾き返す。
貴「さすがね、ガマブン太」
ガマ「なんじゃい、また面倒なところに呼び出してくれおって。何の用じゃ?」
貴「カマキリを止めておいて、その間に私が術者を倒しちゃうから」
ガマブン太はカマキリを見据えるとドスを構えた。
ガマ「フンっ、仕方ないのォ。
A、さっさと終わらせるぞ!」
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HANA MON(プロフ) - 猫裏人さん» まだまだお話は続きます!続編でもどうぞよろしくお願いします。 (2017年1月16日 23時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
猫裏人 - HANA MONさん» 画像が上手く出来なかったのがその気持ちよくわかりますでも大丈夫ですよいくつでも送るのが出来ますので「木の葉の影」続編も頑張って下さいね! (2017年1月10日 9時) (レス) id: 041491251f (このIDを非表示/違反報告)
HANA MON(プロフ) - 猫裏人さん» 画像がうまく載れてなかったみたいです!すみません!許可がでしだい載せ直したいと思います。また描いてくださってすみません。コメントはいつでもどうぞ!いつも応援ありがとうございます! (2017年1月10日 0時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
猫裏人 - イラスト消えないうちに観てくれたら嬉しいと思ってますコメント機会あったら書いていいですか?ご迷惑かけてすみませんでした。 (2017年1月10日 0時) (レス) id: 041491251f (このIDを非表示/違反報告)
猫裏人 - HANA MONさん» 夜分にすみませんイラスト紹介載せてありがとうございますイラスト観たら写真がなかったので今回は水性色鉛筆で使ってみましたが送り直しますねURL は「img@uranai. nosv. bbs /img / 」です間違ったらすみませんもしできなかったら名前だけ載せてOKですので。 (2017年1月10日 0時) (レス) id: 041491251f (このIDを非表示/違反報告)
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