巻ノ二十四 ページ25
あの後、断るカカシを引きずるように一楽に連れてくれば現在ラーメンを待っている。
貴「テウチのおじちゃんのラーメンは世界一おいしいんだよっ。カカシも食べれば分かるからさ」
ﾃｳﾁ「おっ、嬉しいこといってくれるね。はいよ、醤油ラーメントッピング全部のせね！」
貴「ん〜っ、待ってました！」
ｶｶｼ「オレ、たまにAの事がよく分からなくなるんです｣
貴「へ？どうして？」
ｶｶｼ「知識も実力も相当なレベル、高度な任務の実績に里の人の信頼の厚さ、正直なとこ尊敬に値すると思ってます｣
貴「お･･･へへっ、そう言われると照れちゃうな」
ここまで褒めてくれるのも珍しい、カカシの言葉に感動していると言葉が続けられた。
ｶｶｼ「なのにまあ何と言うかバ･･･ちょっと抜けてるし、こう威厳が全くないっていうか」
貴「ねえキミ、今バカって言おうとしたよね？｣
ｶｶｼ「先生としては認めてますよ」
そう言ってラーメンに箸を伸ばすカカシ。
カカシめ･･･絶対バカにしてるな。
･･･そういやカカシの素顔、ちゃんと見たことないような。
素顔を見ようとマスクを外すところをジーッと見ていると集中しすぎて器を持つ手を滑らせる。
貴「あっ、やば･･･」
器は宙を浮き、中身が私に飛び出した瞬間、横から手が伸びるとそれを防いだ。
ｶｶｼ「ちょっと、何やってんですか」
貴「あ、ありがとっ」
｢あはは･･･｣と苦笑いを浮かべるとカカシは呆れたような顔で見る。
また威厳がなくなった･･･そんな事を考えながら不意にカカシのラーメンの器に目を向ける。
貴「──って、カカシもう食べたの!?」
カカシのラーメンを見ると既に完食済。
ｶｶｼ「遠慮なくごちそうになります」
貴「くっ･･･早食いのカカシって呼んでやる｣
ｶｶｼ「ハイハイ｣
静かにコップを口につけたカカシを横目にラーメンをすすると声を落とした。
貴「カカシ、もっと肩の力ぬきな。貴方は少し頭が堅いのよ、オビトみたいにもっと気楽にしなさい｣
ｶｶｼ「アイツみたいに･･･？」
眉をひそめ顔をしかめたカカシ。
ｶｶｼ「大体Aは少し気楽すぎなんです。忍にとって大事な事はルール、そう呑気では困ります」
手をヒラヒラと揺らし、適当に答えると｢だけど｣と言葉を続けて目を伏せた。
貴「これだけは覚えといて。どれだけ優秀だろうと仲間を大切にしない奴は忍でもない、ただの最低な人間って事をね｣
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ＨＡＮＡ ＭＯＮ(プロフ) - 猫裏人さん» まだまだお話は続きます！続編でもどうぞよろしくお願いします。 (2017年1月16日 23時) (
レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
猫裏人 - ＨＡＮＡ ＭＯＮさん» 画像が上手く出来なかったのがその気持ちよくわかりますでも大丈夫ですよいくつでも送るのが出来ますので｢木の葉の影」続編も頑張って下さいね！ (2017年1月10日 9時) (レス) id: 041491251f (このIDを非表示/違反報告)
ＨＡＮＡ ＭＯＮ(プロフ) - 猫裏人さん» 画像がうまく載れてなかったみたいです！すみません！許可がでしだい載せ直したいと思います。また描いてくださってすみません。コメントはいつでもどうぞ！いつも応援ありがとうございます！ (2017年1月10日 0時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
猫裏人 - イラスト消えないうちに観てくれたら嬉しいと思ってますコメント機会あったら書いていいですか？ご迷惑かけてすみませんでした。 (2017年1月10日 0時) (レス) id: 041491251f (このIDを非表示/違反報告)
猫裏人 - ＨＡＮＡ ＭＯＮさん» 夜分にすみませんイラスト紹介載せてありがとうございますイラスト観たら写真がなかったので今回は水性色鉛筆で使ってみましたが送り直しますねURL は｢img@uranai. nosv. bbs /img / 」です間違ったらすみませんもしできなかったら名前だけ載せてOKですので。 (2017年1月10日 0時) (レス) id: 041491251f (このIDを非表示/違反報告)
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