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巻ノ二 ページ3

貴「補佐・・・ですか?」

三代目から兄さんの補佐につくようにと命じられるが少し引っかかり、眉間にシワを寄せた。

貴「三代目、ご説明を・・・。ミナトほどの忍に私のような補佐をつける理由がわかりません」


ヒルゼン「Aも上忍になって一年がたった頃だろう」

貴「えぇ、そうですが・・・」


ヒルゼン「補佐官としてミナト班につき指導を行い、補佐をして共に行動する。お前はきっと多くの事を学べるだろう。何事も経験じゃ」


「それに」と言葉を続けた三代目の顔は険しいまま。

ヒルゼン「カカシはルールに厳密、それは時に仲間を危険に晒すこととなる。お前達なら連携もとれるだろう。ミナト、A・・・やってくれるな?」


貴・ミナト『了解っ』




〜*〜

火影室を後にした私達はある人の家を訪ねていた。


「Aーっ!!」

扉を開けたとたん飛びついて来たのは兄さんの彼女である、うずまきクシナさん。


貴「・・・っと、クシナさん?」

勢いで後ろに倒れそうになるが踏ん張ってクシナさんを受け取めると小首を傾げた。

クシナ「A、元気そうで良かったってばね!」


貴「ク、クシナさんっ・・・く、苦し・・・」

力強く抱き締められ苦しくなればパシパシとクシナさんの背中を叩いた。

力が弱まり少し離れるとクシナさんは私の肩に優しく手を置いた。

クシナ「Aに忍者部隊討伐の任務が入ってるって聞いて、心配してたんだってばね」


貴「!私は今回の任務について言ってないはず。
何故、任務の事を知って・・・」

そこである事に気づくと目を細めてじっーと兄さんを見つめた。


貴「ミナト兄さん・・・?」

心配かけるからクシナさんには任務のこと言わないでって言っておいたのにっ。


ミナト「ハハっ・・・A、そんな眉間にシワ寄せないでよ」

苦笑いを浮かべた兄さんは宥めるように私の頭にポンッと手を置いた。


ミナト「今日は、Aも三代目に呼ばれていてね。
今度から一緒に教官をすることになったんだよ」

クシナ「!・・・Aが教官かぁ。
そっか、Aも上忍になって一年たったもんね」


貴「教官っていっても私はミナトの補佐だよ。基本は任務優先だからいない時の方が多いだろうし・・・って」


私の言葉なんか聞かずに話を進める二人、クシナさんは腕を曲げると力こぶをつくってみせた。

クシナ「よしっ、今日はとびっきり美味しい料理作るわね!!」

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HANA MON(プロフ) - 猫裏人さん» まだまだお話は続きます!続編でもどうぞよろしくお願いします。 (2017年1月16日 23時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
猫裏人 - HANA MONさん» 画像が上手く出来なかったのがその気持ちよくわかりますでも大丈夫ですよいくつでも送るのが出来ますので「木の葉の影」続編も頑張って下さいね! (2017年1月10日 9時) (レス) id: 041491251f (このIDを非表示/違反報告)
HANA MON(プロフ) - 猫裏人さん» 画像がうまく載れてなかったみたいです!すみません!許可がでしだい載せ直したいと思います。また描いてくださってすみません。コメントはいつでもどうぞ!いつも応援ありがとうございます! (2017年1月10日 0時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
猫裏人 - イラスト消えないうちに観てくれたら嬉しいと思ってますコメント機会あったら書いていいですか?ご迷惑かけてすみませんでした。 (2017年1月10日 0時) (レス) id: 041491251f (このIDを非表示/違反報告)
猫裏人 - HANA MONさん» 夜分にすみませんイラスト紹介載せてありがとうございますイラスト観たら写真がなかったので今回は水性色鉛筆で使ってみましたが送り直しますねURL は「img@uranai. nosv. bbs /img / 」です間違ったらすみませんもしできなかったら名前だけ載せてOKですので。 (2017年1月10日 0時) (レス) id: 041491251f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白花 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2016年9月18日 17時

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