巻ノ十八 ページ19
言うことなんか聞かずに行ってしまうオビトを見ると口元を綻ばせて息を吐いた。
貴「バカね。危険ってわかってて、オビトだけ行かせるわけいかないじゃない」
兄さんと顔を見合わせ頷くとすぐにオビトの後を追いかける。
木の上を跳んで行き、オビトの姿が視界に入ると彼の隣について声をかける。
貴「止めても無駄みたいね」
ﾐﾅﾄ「俺は彼が落ちた場所、その下流をカカシ、さらに下流をAとオビト。リンはカカシについてゆけ」
ﾘﾝ「はい！」
ﾐﾅﾄ「いいかい？彼を見つけたらすぐに俺とAに連絡するんだ！」
私とオビトは下流の方へと向かい、到着するなりオビトはすぐに彼を探し始めた。
時間は経っている、下流のほうに流されているとは思うが･･･。
ｵﾋﾞﾄ「いたっ！」
そう叫んだ声に気づきオビトの元へ行くがそこに姿はない。
貴「オビト、まさか一人で行ったんじゃ」
オビトの向かった先であろう方角へ追いかけると遠くに二人の姿が見えてくる。
ｵﾋﾞﾄ「火遁・豪火球の術！」
崖の上には大勢の敵の忍、二人は敵に囲まれていた。
頭上から投げられたクナイを防いだオビトだが、彼を守って戦うことは出来ない。
ｵﾋﾞﾄ「(っ、敵が多すぎる)」
水の上を走りながら印を結び、前方に跳躍すればオビトを庇うように着地した。
貴「水遁・水龍弾の術！」
川の水が龍の姿に象ると下りてくる敵に衝突し、敵に大きなダメージを与える。
貴「オビト、単独行動は控えなさいっ」
起爆札がついたクナイが川に投げこまれると爆発によって水が吹き上がる。
ｶｶｼ「雷遁・千鳥！」
水に雷遁の千鳥を流したことによって広範囲に電撃を喰らわせたカカシ。
しかし、いくら敵を倒そうともさらに上から敵が下りてくる。
ｶｶｼ「リン、彼を！」
ﾘﾝ「わかった！」
負傷した彼の肩に手を回して支えるリンは無防備になってしまう。
貴「オビト、リンについて彼を守りなさいっ」
ｵﾋﾞﾄ「はい！」
ﾘﾝ「逃げます」
｢待ってくれ、巻物が･･･っ」
彼の視線の先に目を送ると巻物は川の流れにのり敵の手に渡ってしまう。
｢引き上げる！」
追いかけようとするカカシを手で制すと顔だけ振り返らせて目を合わせると口を開く。
貴「巻物は私が奪い返す」
ｶｶｼ「A･･･」
貴「リンは彼の怪我の治療を、オビトはミナトに連絡をして待機っ。決して追ってくるんじゃない。いいね、これは命令だ」
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ＨＡＮＡ ＭＯＮ(プロフ) - 猫裏人さん» まだまだお話は続きます！続編でもどうぞよろしくお願いします。 (2017年1月16日 23時) (
レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
猫裏人 - ＨＡＮＡ ＭＯＮさん» 画像が上手く出来なかったのがその気持ちよくわかりますでも大丈夫ですよいくつでも送るのが出来ますので｢木の葉の影」続編も頑張って下さいね！ (2017年1月10日 9時) (レス) id: 041491251f (このIDを非表示/違反報告)
ＨＡＮＡ ＭＯＮ(プロフ) - 猫裏人さん» 画像がうまく載れてなかったみたいです！すみません！許可がでしだい載せ直したいと思います。また描いてくださってすみません。コメントはいつでもどうぞ！いつも応援ありがとうございます！ (2017年1月10日 0時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
猫裏人 - イラスト消えないうちに観てくれたら嬉しいと思ってますコメント機会あったら書いていいですか？ご迷惑かけてすみませんでした。 (2017年1月10日 0時) (レス) id: 041491251f (このIDを非表示/違反報告)
猫裏人 - ＨＡＮＡ ＭＯＮさん» 夜分にすみませんイラスト紹介載せてありがとうございますイラスト観たら写真がなかったので今回は水性色鉛筆で使ってみましたが送り直しますねURL は｢img@uranai. nosv. bbs /img / 」です間違ったらすみませんもしできなかったら名前だけ載せてOKですので。 (2017年1月10日 0時) (レス) id: 041491251f (このIDを非表示/違反報告)
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