巻ノ十六 ページ17
瞬身の術でオビトを連れてカカシ達の元に移動するとリンが密書を持っていた忍の治療をしている。
戦闘の形跡がある、何かあったな･･･。
ﾐﾅﾄ「どうした、カカシ!?」
ｶｶｼ「ミナト先生！A！オビト･･･」
貴「怪我してるのね。カカシ退いて、傷を見るわ」
カカシが横にズレると膝をつくなり、傷口に手をかざしてチャクラを送ると状態を見る。
ﾘﾝ「A先生･･･」
心配そうな目を向けるリン、状態を確認してすぐに治療に専念するが眉をひそめた。
貴「傷が深い･･･急所をやられたのね。
あと少し早ければ･･･｣
ｵﾋﾞﾄ「えっ、カカシ？リン？何でオレこんなとこに」
一瞬にして自分のいた場所からカカシ達の元にやって来た為にオビトはまだ状況が掴めていない様子。
ﾐﾅﾄ「説明は後、それよりカカシこれはどういうことだ？｣
ｶｶｼ「ここまで護衛の者たちと辿り着いたのですが、二人が裏切って･･･」
ﾐﾅﾄ「二人？」
｢頼む･･･俺はもう助からない。密書の中身を･･･」
小さな声で途切れ途切れに言葉を発すると彼は懐から巻物を取り出して差し出した。
貴「しかし我々が中身を見ることは･･･」
｢かまわない。本物であるか確認してくれ」
彼から巻物を受け取って兄さんに渡すと兄さんは少し躊躇いを見せたが巻物を開き中を確認する。
ﾐﾅﾄ「･･･これはどういうことです？」
･･･ということは、あの巻物は偽物か。
｢私の上官に私か同じ班の誰かもう一人に密書を渡すと言われていた･･･。そのどちらかが本物であると」
ｵﾋﾞﾄ「どうして」
｢仲間に裏切り者がいるかもしれないという情報があったからだ」
ｵﾋﾞﾄ「じゃあ本物の密書は？」
｢裏切り者が持っていれば私を襲うはずはない、ならば･･･｣
彼の言葉にカカシは何か思い出したのか、ハッとした表情で顔を上げた。
ｶｶｼ「！彼か･･･」
貴「カカシ、もう一人は？」
ｶｶｼ「それが途中で･･･」
｢頼む、必ず密書を･･･っ」
そう言うと彼は力なく目を閉じ、手を引くと目を伏せて首を振った。
貴「･････」
ﾘﾝ「ダメです･･･」
貴「！誰だッ」
眉をピクリと動かすとすかさずクナイを草むらに投げつけ、私と兄さんは顔をそちらに向けた。
葉の擦れ合う音、逃げたか。
ｵﾋﾞﾄ「A先生？」
貴「どうやら･･･聞かれていたようね」
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ＨＡＮＡ ＭＯＮ(プロフ) - 猫裏人さん» まだまだお話は続きます！続編でもどうぞよろしくお願いします。 (2017年1月16日 23時) (
レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
猫裏人 - ＨＡＮＡ ＭＯＮさん» 画像が上手く出来なかったのがその気持ちよくわかりますでも大丈夫ですよいくつでも送るのが出来ますので｢木の葉の影」続編も頑張って下さいね！ (2017年1月10日 9時) (レス) id: 041491251f (このIDを非表示/違反報告)
ＨＡＮＡ ＭＯＮ(プロフ) - 猫裏人さん» 画像がうまく載れてなかったみたいです！すみません！許可がでしだい載せ直したいと思います。また描いてくださってすみません。コメントはいつでもどうぞ！いつも応援ありがとうございます！ (2017年1月10日 0時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
猫裏人 - イラスト消えないうちに観てくれたら嬉しいと思ってますコメント機会あったら書いていいですか？ご迷惑かけてすみませんでした。 (2017年1月10日 0時) (レス) id: 041491251f (このIDを非表示/違反報告)
猫裏人 - ＨＡＮＡ ＭＯＮさん» 夜分にすみませんイラスト紹介載せてありがとうございますイラスト観たら写真がなかったので今回は水性色鉛筆で使ってみましたが送り直しますねURL は｢img@uranai. nosv. bbs /img / 」です間違ったらすみませんもしできなかったら名前だけ載せてOKですので。 (2017年1月10日 0時) (レス) id: 041491251f (このIDを非表示/違反報告)
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