巻ノ十 ページ11
ｵﾋﾞﾄ「へへへっ、ネコ探しに落し物探し、婆ちゃん達が協力してくれて片付いちった。それにお土産も！｣
満面の笑みで得意げに笑うオビトはよっぽど嬉しかったようだ。
ﾘﾝ「すごい、オビトのおばあちゃん人気！
伊達に毎日遅刻してるわけじゃなかったのね」
貴「情けは人のためならず、って言うしね」
ﾐﾅﾄ「今回はオビトの日々の行動が役に立ったんだね｣
ｵﾋﾞﾄ「どうだカカシ！」
ｶｶｼ「！････｣
カカシは言葉を詰まらせると何も言わずにオビトから顔を逸らしてしまった。
ﾐﾅﾄ「オビト、頬に傷があるけど猫に引っ掻かれたのかい？｣
ｵﾋﾞﾄ「捕まえる時にちょっと引っ掻かれちゃって」
後ろ頭に手を当てて笑う姿を見て小さく微笑むとオビトの頬に手をかざした。
貴「オビト、じっとしててね」
チャクラを集中させると引っ掻かれた傷はすぐに塞がり、スっと手を下ろした。
ｶｶｼ「A、医療忍術ができるのか」
貴「まあね、少しは尊敬した？」
ｶｶｼ「･････」
何言ってんだ、こいつ？
みたいな表情で見てくるカカシ。
心が折れそう････。
貴「ンっ、ゴホン･･･とりあえず火影様のところへ、その落し物とネコを届けに行こうか」
拳を口元に当てて咳払いをするとオビトの手にある荷物に目を向けた。
任務の受付へと里を歩きだし、
しばらくした頃、オビトの肩を叩いた。
貴「オビト、荷物半分持ってあげるから貸して」
荷物を持とうと手を差し出すがオビトは首を横に振った。
ｵﾋﾞﾄ「俺一人で持てるし、大丈夫だよ。
先生で年上なんだろうけど女なんだし」
その言葉に少し目を見開くと兄さんと顔を合わせて微笑んだ。
オビトの肩に手を回してグッと引き寄せると頭を少し乱暴に撫でてやる。
貴「そんないい子のオビトには、A先生が特別に撫でてあげよう！」
ｵﾋﾞﾄ「わっ!! ちょっ、A先生！やめろよなっ、オレはそんなガキじゃねーよ！」
恥ずかしそうに頬を赤らめたオビトは私に目を向けた。
貴「ハハハっ。可愛いなー、オビト」
ｵﾋﾞﾄ「オレは男だぞっ！」
ポンポンっとオビトの頭を撫でて離れると私に背を向けたオビト。
そんな背中を見て、目を細めて微笑んだ。
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ＨＡＮＡ ＭＯＮ(プロフ) - 猫裏人さん» まだまだお話は続きます！続編でもどうぞよろしくお願いします。 (2017年1月16日 23時) (
レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
猫裏人 - ＨＡＮＡ ＭＯＮさん» 画像が上手く出来なかったのがその気持ちよくわかりますでも大丈夫ですよいくつでも送るのが出来ますので｢木の葉の影」続編も頑張って下さいね！ (2017年1月10日 9時) (レス) id: 041491251f (このIDを非表示/違反報告)
ＨＡＮＡ ＭＯＮ(プロフ) - 猫裏人さん» 画像がうまく載れてなかったみたいです！すみません！許可がでしだい載せ直したいと思います。また描いてくださってすみません。コメントはいつでもどうぞ！いつも応援ありがとうございます！ (2017年1月10日 0時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
猫裏人 - イラスト消えないうちに観てくれたら嬉しいと思ってますコメント機会あったら書いていいですか？ご迷惑かけてすみませんでした。 (2017年1月10日 0時) (レス) id: 041491251f (このIDを非表示/違反報告)
猫裏人 - ＨＡＮＡ ＭＯＮさん» 夜分にすみませんイラスト紹介載せてありがとうございますイラスト観たら写真がなかったので今回は水性色鉛筆で使ってみましたが送り直しますねURL は｢img@uranai. nosv. bbs /img / 」です間違ったらすみませんもしできなかったら名前だけ載せてOKですので。 (2017年1月10日 0時) (レス) id: 041491251f (このIDを非表示/違反報告)
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