天使日記 16 ページ16
sideカカシ
三代目の墓の前に立つAを見たときは柄にもなく少し焦った
小さいとき、Aが目の前から消えてからずっと探していた
やっと見つけたのにまた消えられたら困ると自分の目のつくところに招き入れた
消えた理由は些細なことらしい。
子供の頃は自然に見えるものだけど、大人になると見えなくなるのだ
今のように実体で生活すれば大人にも見えるらしい
でも、天使や神様なんていう所謂“幻想”とも言われるものは、大人になって見てもいいことはないのだと
だからオレが自然に見えなくなったあの日、オレの前から消えたのだという。
子供の頃はオレも天使なんてはなから信じてなかったが、あの頃のままのこいつをみるとどうも信じざるを得ない。
‥‥‥まぁ、ベットでゴロゴロしてる姿をみると今でも少し疑うが。
玄関を開けて外に出る。ご機嫌に俺の片腕に両手で抱きつくような格好で鼻歌を歌っている
いや、オレロリコンじゃないから。
こいつ天使(本物)だからまあ可愛い容姿をしてるのは当たり前なわけで‥‥
黙っているオレを見て顔を傾げてこっちをみる
うん‥‥仕方ないよな。
「カカシ先生!わたし甘味屋さんに行きたい!」
「はいよー」
42人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ジル(プロフ) - Matubaraさん» コメありがとうございます!確かに今の所鬼鮫さんテライケメンに見える‥‥笑。数百年生きてるBBAですからね(( (2017年6月25日 12時) (レス) id: 4811f67d94 (このIDを非表示/違反報告)
Matubara(プロフ) - え……鬼鮫さんがイケメン、そしてカカシ先生と知り合い。(‘0’) (2017年6月25日 11時) (レス) id: 61132168c1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ジル | 作成日時:2017年6月23日 7時