【あくねこ】担当執事の彼にしてみた【2】

▶みんなには秘密の恋人（1階執事） ページ1

みんなには秘密だよ。
私とあなたが付き合っていること。



▶ベリアン

「ふふ、今日も可愛らしいですね。主様」

すれ違いざま、大量の書類を持った彼があなたにだけ聞こえるように囁いた。
付き合ってからというもの、彼はこうして他の執事たちの前でバレるかバレないかギリギリの発言と行動をするようになった。
恥ずかしさで耳を赤らめるあなたを遠くから眺め呟く。

「あんなに赤くなってしまっては、バレてしまうのも時間の問題ですね。◯◯様♪」



▶ロノ

「あ、その、おはようございます。主様」

挨拶も早々に仕事があるからと逃げ去る彼。
まるであなたを避けるような行動ですが、良く見れば耳が赤い。彼はただあなたと付き合えたことだけで精一杯なんです。
1ヶ月も経てば恥ずかしくて避けるなんてことはなくなり、むしろ人目がないことを確認して抱きついてくるでしょう。

「なんで◯◯様ってこんなに可愛いだ？はあ、癒やされる…」



▶バスティン

「主様、触れてもいいか？」

堂々とロノの眼の前でびっくり発言をする。
勿論付き合っていることを知らないロノは大激怒するが、これだけに留まらず彼は他の執事の前でも愛を囁いたたり触れたりと…。
これではバレてしまうとあなたが注意するが、首をこてんと傾げて不思議そうにする。

「何故ダメなんだ？付き合っていることを言わなければいいだけではなかったのか？」

（2階執事）→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す