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「……?」









…あー、間違えた。


目の前で不思議そうに首をかしげる少年は、私の知ってる黒子じゃない。






確か、こっちの設定では。









「あ…急にすみません。黒子"先輩"、ですよね?」


「そうですけど…もしかして後輩の方ですか?よく気付きましたね。」


「……」









当たり前だ。私は、こっちでも怪物なんだから。




急に黙った私のせいで、空気が重くなった気がした。









「えっと…ところで貴女は…?ボクのことを知っているということは、バスケ関係の方でしょうか?」


「……」








駄目だ。選択を間違えるな。









私、は。









「黒子先輩のことは、兄から聞いていました。




黄瀬Aです!






よろしくお願いします、黒子先輩!」









ニコリ。









こっちの兄とも似てつかない長い銀髪を揺らしながら、可愛らしく微笑んでみせた。





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黒子の葉っぱさん。(プロフ) - エンドさん» コメント有り難うございます。幻想的、ですか…。そういったものを意識していたので伝わっていたら幸いです。 はい、更新頑張ります(笑) (2016年4月29日 18時) (レス) id: f604d25ff8 (このIDを非表示/違反報告)
エンド - 幻想的な世界観に引き込まれました。夢主が帝光中に行ってしまいましたが、一体どうなるのでしょうか…。続きが楽しみです。更新頑張ってください。 (2016年4月29日 12時) (レス) id: 21f9618b4e (このIDを非表示/違反報告)
黒子の葉っぱさん。(プロフ) - リアンさん» 有り難うございます。私も個人的に好きなんですよね、人外と人間の恋愛。好き嫌いが別れると思うので不安でしたが…。まだまだ山場は遠そうですが頑張ります(笑) (2016年3月25日 22時) (レス) id: f604d25ff8 (このIDを非表示/違反報告)
リアン - 前作読ませて頂きました。今回も面白かったです!こういうお話が大好物なので(笑)更新頑張って下さい! (2016年3月25日 22時) (携帯から) (レス) id: 8d346a5b55 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒子の葉っぱさん。 | 作成日時:2016年3月21日 12時

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