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目の前に、黒子テツヤが座っていた。



水色の髪、それと同色の瞳。






彼は、私に甘い誘惑を囁く。





「ほら、我慢しなくて良いんですよ」






目の縁が熱くなる。




あ、くる。そう感じた。







「ボクの血が…欲しいんでしょう?」







黒子が服をずらして、真っ白な肩を露にさせた。








視界が、真っ赤になったのを感じた。









「っ!!」






自分でも驚くスピードで、彼の体に突進する。







_自分の欲求には、逆らうことはしない。







そのまま、彼の首筋に、…___









「ぅ"あっ!!!!!……っはぁっ、はぁっ、はぁっ、……っはぁ。」







喘ぐように、肩で息をする。







最悪な目覚めだった。


全身にビッショリと汗をかき、口の中に髪の毛が入り込んでいる。






反射的に時計を見る。









「……、7時…」






開けっぱなしにしていたカーテンが揺れた。







そうだ、ここは、私の部屋だ。






何となく覚える既視感。









「はぁ……っ、ぅっ、」








ほっとして息を吐くと、次に襲ってきたのは、激しい嘔吐だった。








何で。何で私が、私だけが、こんな目に。





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黒子の葉っぱさん。(プロフ) - エンドさん» コメント有り難うございます。幻想的、ですか…。そういったものを意識していたので伝わっていたら幸いです。 はい、更新頑張ります(笑) (2016年4月29日 18時) (レス) id: f604d25ff8 (このIDを非表示/違反報告)
エンド - 幻想的な世界観に引き込まれました。夢主が帝光中に行ってしまいましたが、一体どうなるのでしょうか…。続きが楽しみです。更新頑張ってください。 (2016年4月29日 12時) (レス) id: 21f9618b4e (このIDを非表示/違反報告)
黒子の葉っぱさん。(プロフ) - リアンさん» 有り難うございます。私も個人的に好きなんですよね、人外と人間の恋愛。好き嫌いが別れると思うので不安でしたが…。まだまだ山場は遠そうですが頑張ります(笑) (2016年3月25日 22時) (レス) id: f604d25ff8 (このIDを非表示/違反報告)
リアン - 前作読ませて頂きました。今回も面白かったです!こういうお話が大好物なので(笑)更新頑張って下さい! (2016年3月25日 22時) (携帯から) (レス) id: 8d346a5b55 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒子の葉っぱさん。 | 作成日時:2016年3月21日 12時

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