ジョジョの世界で普通に生活してるってマジ？Part2 第4部【ジョジョの奇妙な冒険】 (ページ4)

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54 ムカデ屋ページ4

貴方side

貴『あっ、どっかにヒール落としちゃった...』

うわぁあ...朋子さんの大事なヒールなのに...泣

貴『ﾝｸﾞｯ...あれ?鼻が効かない...？』

何度も息を吸っても空気が入ってこず、軽くむせてしまった。今思えば朝からちょっと寒気もする...風邪でも引いてしまったのだろうか

ってことは私ウイルスぶちまけてまで戦ってたんだな。我、勇敢な戦士なり(？)←

貴『うーん、ヒールはさっきのスーパーに落ちてることを信じて、今は代わりのヒールをどうしようか』

歩いていると、あまり人がいなさそうな靴屋があった

そういえば、ここの靴屋ってヒールも売ってたような気がする。そこでいい感じのヒールを探すかぁ

一旦家に帰って荷物を冷蔵庫やキッチンに置いてから靴のムカデ屋?という所へ向かった。ちょうどチャリ置いてあるし乗っていこっと

家から意外と近く、チャリで行ったら3分で着いた

貴『なにごと』

店のガラスは全面割られ、外から見ても分かるくらい中が床中穴だらけだった。何かが爆発して破壊されたような感じだ...

貴(マジでこの数分で何が起こったん？！)

瓦礫を避けながら中に入り、人はいるかと確認したがもういなさそうだ。殺されたか逃げたか...

さっきまで人がいたってのはわかる。遺体はないが、よく見れば血痕が少し残っている。真っ赤で健康な色なので、あまり時間も経ってないだろう

私は鼻だけが有能って訳じゃないぜｯ！へへっ←

すると、店の奥からものすごい爆発音がした

貴(！まだ近くにいたのかｯ)

急いで扉を通って奥へ行ったら、康一くんが四つん這いになっていた

貴『康一くん！！一体何があったのｯ。その怪我...』

康「Aさんｯ...き、来ちゃダメだ！」

私はその言葉で足を止め、店から出るのをやめた

康「殺人鬼が現れたんですｯ...！！」

貴『こ、康一くん.の...エコーズが真っ二つになってるｯ』

どうしてだ...?康一くん自体は奴の攻撃以外では傷つけられていないのに

考えていると視界の端から何か小さい物が動いていた。そちらへ目をやると、青いおもちゃのようなものが康一くん目掛けて走っていた

そしてそのおもちゃの背後から人型のスタンドも現れた

貴『ｯｯｯ！新手のスタンド？！』

そのスタンドは康一くんの方へ向かい、横に立ったことでやっと康一くんのスタンドだと理解した