ジョジョの世界で普通に生活してるってマジ？Part2 第4部【ジョジョの奇妙な冒険】 (ページ16)

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露伴side

僕は今、人々の行動をもっと知るためにカメユーデパートにいる

他人の親は何をよく買うのか、イマドキの学生は何を買いに来ているのか…

こういうところの建物の構造も知っておいて損はないだろう

見たものを全てメモし、スケッチもしておいた

露(ついでに今日の夕飯の弁当も買っていこう)

カメユーの弁当は普通に上手い。ハマるほどじゃあないがな

最近はここの弁当で済ましているがね、決してハマっている訳では無い←

豚カツ弁当をレジに出し、会計を終わらせる。やはりこの地域ではカメユーが1番人が来るな。袋を詰める場所がない

少し空くまで待つとすぐ目の前のサッカー台が1人分空いた

すぐそこで袋詰めをしていると、僕の真横に見覚えがある奴がいた

そう、A・ジョースターだ

初対面でぶつかってきたやつで(わざとでは無い)さっきは僕に説教をした

年上だからと偉そうにしているコイツだが、何故か嫌だとは思わない

家の方向も同じということで一緒に帰ることにした

だが会話が続かず、少し気まずい雰囲気だ。この空気も後でメモしておこうか

貴『あの』

露「とりあえずなにか話そうか、とか思ってるんだろ」

Aは『テレパシーでも使えるのか？』という顔になっていた

「顔に出やすいんだよ、君は」

そう言おうとしたが、何故か喉につっかえて話せなかった

どうすればいいかわからず、「フン」とだけ言った

Aの顔は落ち込んでいる様だった

露「特に話すことがないなら無理しなくていい。僕はただ一緒に...ｯ」

な、なんだ...僕は今、なんて言おうとしたんだ

一緒に...帰れるだけでも、いい...と思った、のか

そんなことを思っている自分が恥ずかしくなっていき、口元に手を当てた

貴『一緒に？......ん！露伴くん大丈夫？！顔真っ赤だけd 露「うるさいｯ、やっぱり1人で帰ることにする！」え？でも』

Aがなにか話していることに気にもとめず僕は走って家に向かって行った

だがAは僕と並走している

露「な、なんなんだ君は！」

貴『いや、その、本気で走られるとなんか追いかけたくなっちゃって』ｴﾍ

本能で走ってるって言いたいのか？...犬みたいなやつだ

だがそう言った後Aは疲れてきたのか、だんだんとスピードが落ちていき、ついにへたり込んだ

僕は走って暑くなったであろう顔のまま、家まで歩きで帰って行った