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ロー｢は？何言ってんだよ.....優しくなんか｣
予想外としか言いようのない言葉に
戸惑いが隠せない様子
『優しいさ』
ロー｢意味わかんねぇよ...｣
『そうか？』
未だ納得していない少年に
悪魔の実の能力者である事
傷の治りが早い事
完全に治すためには
体の全てを交換しなくてはならないのだが
大きさに差がありすぎるから無理である事を伝えた
『そういえば自己紹介してなかったな』
ﾛｼ｢いいのか？気分屋が素顔だけじゃなくて
その他の事もばらしちまって？
一般人は愚か海軍にすら
何一つ情報を掴ませていないんだろ｣
『私は不可抗力だが少年の名前と過去を知った
なのに私が何も話さないのは卑怯だろ？』
それとも私の事を海軍に報告するか？
と聞いた少女に
助けてもらったんだそんな事する訳ないと
首を振った
『じゃあ平気だな
スーチャ・D・A
旅人をしている
先程も言った通り悪魔の実の能力者だ』
ﾛｼ｢D!!｣
『ん？』
ﾛｼ｢あぁいや何でもない
(ここにもDの一族が)｣
ロー｢.....トラファルガー・ロー｣
ﾛｼ｢ドンキホーテ・ロシナンテ｣
『ローとロシナンテだなよろしく』
ﾛｼ｢長いだろうからロシーでいい｣
『分かった改めてよろしくなロシー』
ロ｢あぁ｣
その後互いに過去から始まり様々な事を話した
その中でも話の中心となったのがオペオペの実
話を聞き力を貸すといった少女に
男は自分のけじめでもあるからと断った
意見を曲げようとしない男の強い意思に負け
渋々納得した少女は変わりにビブルカードを渡した
困った時にいつでも来て欲しいと言って
男はそれを受け取りまた自らのを渡した
また言葉にはしないがこれらを羨ましそうに見ている視線に気づいた少女は
元からつけていたピアスの片方を少年に渡した
いつかあった時分かるように
何かあった時に守れるように
そして何より無事でいてくれるのを願って...
これが将来少女が
片耳に複数のピアスをつける由縁となる
しかしそれらの願いを裏切る様に
手にしたビブルカードは
少しずつ…だが確実に燃えて小さくなっていく
異変が起きたのはあれから数日後
オペオペの実の取引の日
少女は大丈夫と自分に言い聞かせながら
彼かの元へと急ぐ
だがそれが消えゆく定めだと
運命だという様に少女の行く手には
戦場と化した大きな2隻の海賊船
少女の思いとは裏腹にその戦いに巻き込まれた
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くちばし(プロフ) - 鈴さん» ありがとうございます！これからも読んで頂けると嬉しいです (2017年4月2日 17時) (
レス) id: 30fd41f576 (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - とても良かったです。更新頑張ってください。 (2017年2月11日 15時) (レス) id: a4159b1efe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くちばし | 作成日時：2016年12月1日 20時
