堕天使は悪者？

2 エースside ページ3

家にあいつを連れて帰ると
俺達をみた山賊の奴らが騒ぎ出す
まぁそれもそうだろう
普段俺達がしている事と
真逆の事をしてるのだから...

別にこいつを助けた事に深い意味なんてない
ただ目の前で死なれたら迷惑だから
ただそれだけだ
そんな事を思いながら男をドグラに預ける


ド「ニィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

ダ「なんだい！」


10分もしないうちにドグラの叫び声が響く
手当をしていた筈だから
余程怪我がひどかったのか？
一瞬ほんとに一瞬あいつの事を心配した
けど今までの事を思い出しふと我にかえる

どうせ助かったって
俺の親の事を知れば離れて行くのは分かってる
だからダ「女だ〜〜〜〜〜！？ｯﾁ仕方ないね
あたしが手当てするからどきな！」
俺の考えを遮るように叫ばれるダダンの声

怪我が酷いわけではなく
女だったことにドグラが驚いたらしい...ん？
今女って言ったか？
俺が連れてきたのは男のはず...


ル「あいつ女だったのかー」

サ「男だと思った」

ル「俺もーーー」


......聞き間違えではないらしい
まぁ男だろうが女だろうが俺には関係ないが


ダ「ガキ共きな！」


俺の中で自己完結した所でダダンに呼ばれる


ダ「てめぇらあいつの事説明しな！」

ル「寝てたから連れてきた!!」

ダ「寝てたんじゃなくて気を失ってんだよ！
それに聞きてーのはそーゆう事じゃねんだよ！」

自信満々に言うルフィの言葉を補うように
サボが説明する


ダ「大体のことは分かった
仕方ねぇから目がさめるまで置いといてやる」

ル「ほんとか！」

ダ「ただし!!ガキが１人増えるんだ
その分働きな！」

ル「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

ダ「文句言うんじゃないよ!!」


その後結局
獲るメシの量をいつもよりも増やす事になり
俺たちは寝ることになった
面倒臭い気持ちがあるがせいぜい1〜2週間の辛抱だ

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