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あなたside

〜竜宮城〜

今居るのはネプチューン王と王妃様のいる部屋の前
マリージョアの計画の事を言わなくちゃだから
緊張と罪悪感で苦しくなるが必死に押しころす
扉が開けられると2人に笑顔で迎えられた


ネ「久しぶりじゃもん、よくきた」

『お元気そうで何よりです』


そう言いながら魚人島に来て初めてマントを取る


ネ「旅はどうじゃったタイガー」


ネプチューン王の問に
タイガーさんはゆっくりと話し始めた
その内容に王妃様は静かに...ただただ涙を流す
そして計画についても話した


ネ「......本気で言っておるのか」

『…………本気ですよ』

ネ「じゃが」

『ネプチューン王』

ネ「なんじゃもん」

『...私は......人間が嫌いです
自分にとって有利になる事しか考えない
自分勝手な生き物でしかない』

王妃「なっ!!」

『でも!!!!』


無礼だと知りつつ王妃様の言葉を遮る


『...でも...それでも.....優しい人が
...何が利益になるとか考えずに
ただ助けたい力になりたいと
手を差し伸べる人がいるんです!!
それはたった1割かもしれない...
それよりも少ないかもしれない...けどいるんです!!
だからこそ!今のままじゃ何も変わらない!!』

『.....私はあなた達が好きなんです
この魚人島にいる人達が...
守らせろとは言いませんただの勝手な自己満足です私も所詮人間ですから』


久しぶりに長々と話した
ネプチューン王と王妃様はそれでも何とか止めようと言葉を探している様だった


タ「俺達の考えは変わりません 失礼します」


タイガーさんは私の腕を引き部屋から出る
...最後の言葉の時ちゃんと笑えていただろうか
引きっっていなかっただろうか


『タイガーさんありがと、助かった』

タ「いや、お前の本心を改めて聞けて良かったよ
それとA 俺を頼れ」

『優しいのね』


彼は気づいていたんだ
無理して笑っていたのを


タ「お前程じゃない」


そう言いって優しく頭を撫でてくれる
いつもは子供扱いされて嫌だけど
今は何よりも暖かく感じる

その後私達はジンベエと色々話し
アーロンの船で1晩泊まって明日の朝
魚人島を出ることにした


〜その日の夜〜
昼間アーロンが人間嫌いだと言うことを聞いて
何故私を嫌わないのか質問した
そうしたら彼は笑いながらこう言った

「まぁ能力の事もあるが
お前が俺達を嫌わねーのと同じだ
お前はもう俺達の仲間だ」

『そう...ありがと』

「礼なんていらねぇさ
もう寝ろ 明日早いんだろ」

『ええ...おやすみ』

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設定タグ:ONEPIECE.ワンピース , 兄弟.エース.ルフィ. , くちばし   
作品ジャンル:アニメ
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くちばし(プロフ) - 鈴さん» ありがとうございます!これからも読んで頂けると嬉しいです (2017年4月2日 17時) (レス) id: 30fd41f576 (このIDを非表示/違反報告)
- とても良かったです。更新頑張ってください。 (2017年2月11日 15時) (レス) id: a4159b1efe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くちばし | 作成日時:2016年12月1日 20時

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