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⚪︎36話 ページ37

それから私たちは3年生になり受験を控えていた。




「征十郎、私受験する高校決まったよ!」




赤「へぇ、どこ受けるんだい?」




「征十郎の一緒の洛山高校!

 東京離れるのは不安だけど私なりに頑張りたいの!」





結局私は征十郎や大輝を変えることができなかった…


だから、高校に入ってやりたい目標ができた。





「一緒に頑張ろうね!」




そう言って征十郎と2人で受験を受け見事2人で合格することができた。













桃「A〜!

 こっちこっち!」




「さつき、お待たせ〜!」





この日は学校も休みで2人とも高校受験が終わり合格が決まっていたので打ち上げで近くのカフェまで来ていた。





桃「久しぶりだね、こうやって話すの!」




「そうだね、バスケ部大変だったのに何もしてあげられなくてごめんね…」




桃「Aのせいじゃないよ!

 でも、結局最後までチームプレイは見れなかったな…」



「さつき…」





中学最後の公式試合、私も見に行ったけどチームプレイより個人戦というような感じった。






桃「Aは赤司君と同じ高校に行くんだよね…。

 離れ離れになっちゃうな…」




「たまに戻ってくるよ!

 それに私洛山高校でバスケ部のマネージャーになるの!」




桃「え、どうしたの、急に?」




「征十郎を近くで見守りたいんだ〜。

 これまで何もしてあげられなかったから、自分でも何か行動したくて…」





桃「そうだったんだ、私も高校でもマネージャーするつもりだよ!

 だから絶対また会おうね!」




「うん、大輝をよろしくね!」



そう約束をして今まで喋れてないことをいっぱい話して高校でも頑張ると決めた。










京都への引っ越しをするために荷造りをしていると征十郎から電話がかかってきた。




「もしもし、どうしたの?」




赤「Aの引っ越し先、今から送るメールのところに送ってくれ。」




「え、どういうこと??」



赤「Aが、借りた部屋どうやら火事になったらしくて、僕が代わりに借りといたから。」



「え、そうなの?

 ありがとう!」




そう言って電話をきり、征十郎が送ってくれた住所に荷物を送り、私もそこに行くと…








赤「やぁA、待ってたよ。」




「征十郎?

 どうしてここに?!」



赤「どうしてってここ僕の別荘だから。」









「…えーーーーーー!」







こうして征十郎と私の同棲生活が始まった。

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りお - めちゃくちゃ面白いです!!更新楽しみです!! (2023年1月26日 6時) (レス) @page1 id: b489825e8b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:チョコ | 作成日時:2023年1月13日 14時

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