信じて、いいのか。 ページ17
及川side.
Aちゃんが行っちゃってから数秒後、牛若ちゃんが、「Aを追う」とか言って、走り出した。
「牛若ちゃんっ！まって！俺も行くっ！」
「着いてこられたらな。」
くっそー！！牛若ちゃんなんでこんなに速いんだよ！及川さん持久力とスピードどっちもあるのにー！！さらに、
「Aは、こっちか」
と言ったと思ったら、スピードUPした。
「牛若ちゃん、はやっ...」
こいつにだけは負けたくなかったけど、思わず口から出る。
始まりは同じはずなのに、どんどん俺との差がひらいていた。
数分後には、完全に見失った。
「どこかな...。牛若ちゃんといいAちゃんといい...」
こういう時は行動パターンをよく考える事が大切だと誰かに言われたことがあると思う。
もうすぐお昼...あ！ご飯はマネージャーが作るんだ！そしたら食堂だ！
食堂はここから近いから、すぐに着いた。
「Aちゃ...」
「わ、若利ちゃん、好き...だから、付き合って...？」
「そうか。俺もだ。交際しよう」
...え？今、なんて言った？...Aちゃんは、俺の彼女じゃないの？
ただの罰ゲームで告って付き合っただけなのに、胸が苦しい。
それは、恋と呼ぶには早すぎる感情で。
「...なっ、だよ、これっ...！」
気が付けば走り出していた。涙がこぼれおちた。
「及川！昼飯行くぞ！...って、どうした？お前がそんな顔で泣いてるなんて珍しいな？理由は聞かねぇけど、練習に支障だすな」
「...できたらいいね」
「あ”？おいクズ川、今なんつった？できたらいいね？私事で他人にまで迷惑かけんのか！？」
「どうせ彼女なんて出来たことのない岩ちゃんには分かんないよ！俺の気持ちなんて！」
「あぁ！わかんねぇ！お前じゃねぇからな！？...こんなんだと練習、無理そうだな。今日は、休め。明日までにクソ川に戻れよ」
「...分かった。休むよ」
ごめんね、岩ちゃん。八つ当たりしちゃった。
迷惑、かけちゃった。
そして、俺は休むことにした。
ねえ、Aちゃん。
俺は、
信じても、
いいの？
ねぇ、Aちゃん。
俺はそばに居てていいの？
目がさめると、そこは。→←休憩という名の、試練。〜真打きたっ...！〜
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モアノー(プロフ) - 梨月さん» ありがとうございます！！更新頑張りますね！ (2017年8月29日 16時) (
レス) id: 8a9d444f94 (このIDを非表示/違反報告)
モアノー(プロフ) - バレーシーン難しかったから手を抜いちゃいました。許して下さい。。。マジごめんなさい。。。 (2017年8月28日 23時) (レス) id: 8a9d444f94 (このIDを非表示/違反報告)
梨月 - この小説おもしろいです!! 夢主ちゃん愛されてるな〜〜 続き、ちゃおー楽しみにしてまーす(^^♪ (2017年8月28日 20時) (レス) id: b4a84e38e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モアノー | 作成日時：2017年8月21日 13時
