さよならの、後で。 ページ19
Aside.
あの後、すぐに3時間なんて経ち、お別れの時間に。
「若利ばいばい！」
私が手を振ると、微笑んでくれた。...微笑んでくれた！？え！？若利ちゃんが！？こ、細かい事は気にしないでおこう。。
「あぁ。また会おう」
っていうか県内だから会えないことはないけどね。
「バスは...あった！」
バスはもう到着していた。しかも、部員が乗りこんでいる。急ごう！
「百合ー！待ってー！」
百合が見つかったから、声をかける。
「あ、Aー！もうすぐ出発だって！」
まぁ、そんなこんなで間に合った。席は...あれ？徹さんの隣、岩泉さんだ。空いていたのは百合のお隣だったから、そこに座ることに。
「もー。Aモテモテ〜。私ぜんぜんモテてないのに！」
あ、岩泉さん好きなんだよね。そういえば。多分百合ならいけると思うんだけど。
それに私、モテモテじゃありませんー。
「えー？百合の方がモテてるって。木兎と黒尾とかちょっとまんざらでも無い感じだったし？」
「えー？やめてよー」
「...ていうか私、次の日まで気絶してたんだね？」
気になっていたことを直球で聞いた。それがいけなかったのか。
「そうなんだよー。牛島さん、いろいろヤバい人なんだね...」
「えー？なになに？牛若がどうしたの？」
花巻さんが聞いてきてしまった。
「あー。花巻。牛島さんがねー、Aに「嫌ー！！私の黒歴史っ！！」...あ、A、ごめん」
あ、危ない。私の黒歴史さらされるとこだった。
そこでバスが動き始めた。部員達の荷物を積めたようだ。
「ていうかAはいいな。一途な人が自分のこと好きだなんて...。私はそんな人と付き合ったことないから...」
そっか...。百合は2年の時の彼氏が最低男でひどい事されたんだっけ...。
「でも、若利ちゃんの一途は、考えものだよ...。変な方向いっちゃってるし...」
「思ったんだけどさ、A。なんで牛島さんのこと本人の前では若利って言って、私達に話したりする時は若利ちゃんって言うの？」
「そっ、それはっ...！」
理由は至極(しごく)単純。高校1年の時、いつものように「わっかとっしちゃーん！！」って呼んでたら、「高校でもちゃん付か...。お前が言うと、可愛いな」なんて言われて恥ずかしかったからだ。
「い、いろいろあって、恥ずかしかったからです」
「えー？気になるー！」
ごまかすために窓に寄りかかって寝たふりをしたけれど、寝落ちした。
若利ちゃんの、覚醒。(これはヤバい)→←目がさめると、そこは。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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モアノー(プロフ) - 梨月さん» ありがとうございます！！更新頑張りますね！ (2017年8月29日 16時) (
レス) id: 8a9d444f94 (このIDを非表示/違反報告)
モアノー(プロフ) - バレーシーン難しかったから手を抜いちゃいました。許して下さい。。。マジごめんなさい。。。 (2017年8月28日 23時) (レス) id: 8a9d444f94 (このIDを非表示/違反報告)
梨月 - この小説おもしろいです!! 夢主ちゃん愛されてるな〜〜 続き、ちゃおー楽しみにしてまーす(^^♪ (2017年8月28日 20時) (レス) id: b4a84e38e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モアノー | 作成日時：2017年8月21日 13時
