ウソから始める恋につき、 【及川 徹】

バスを降りた、瞬間。 ページ12

Aside.



「A〜。バス降りないの〜？」

「ヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダ」

「どした？」

「お、降りないと始まらないよね...出てた方がいいと思うから百合、でて」

「う、うん？」



百合が出たところで深呼吸して、バスを降りようとした。



「A。会いたかったぞ」

「若利っ...離してっ...んっ....わか、と...しっ。...んっ...く、る...し...から...」



最初は抱きしめられていた。...が、途中からキスに...。...足が立たなくなってきた。



「ちょっとウシワカちゃんっ！？俺の彼女なんだけど！？」

「とぉりゅ...しゃぁ...みょ、みゅい...(徹さん。もう、無理)」




キス、突然のしゅーりょー！ありがたいがな！






「及川。俺はAと婚約しているんだぞ」

「え、初耳なんだけど」



は？身に覚えがない。。え？何？そんなことを言った覚え、本当に無いんだけど？



「若利。いちゅ...いつ！そんなこと言った！？」(ろれつ回らなすぎてかんだ)

「？幼い頃Aから若利ちゃん結婚しようと言ってきた」

「あ、あれか...ﾁｯ」

「え。言ったの」




青城メンツ→え。牛島とAちゃんのイメージ崩壊したんだけど？




「Aと及川。白鳥沢に来る気はないのか？」

「ウシワカちゃん。なんでAちゃんもなの？」

「知らなかったのか？Aは対戦校のマネージャーをしていた時があったがその働きぶりは並の中学生では出来ないようなものだった」

「え。どうりでテーピングとか上手なわけだ」

「もー。若利だめ！そーゆーの言わないの！天然たらしって言われてたから」




若利も大人しければ可愛いのになー。

可愛い、後輩。→←バスの、中で。

• 金　運: ★☆☆☆☆
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