summer nude -北藤-

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「ひろっ!?」

「ちょっとだけ…ちくび食べさせて」

突起のところを吸われて、舌先で輪郭をなぞられて、ひろの頭を抱きしめる。

近づいてくる足音と話し声。

楽屋だということを忘れて、快楽に溺れそうになった時、ひろが体を起こした。

捲られたＴシャツを下ろされる。

身なりを綺麗にしてくれるひろを見上げる。

「ひろ…？」

「皆来るから、続きは帰ってからな？(￣ー￣)ﾆﾔﾘ」

触るだけ触って、俺の心も体も放置するひろ。

「どんだけドＳなんだよっ！」

「姫…怒ったのか？」

「……怒るでしょっ(*ﾉωﾉ)」

「なぁ…機嫌直せよヾ(・ω・)」

ひろが頭を撫でてきて、ポンポンしてくる。

「頭…撫でたって、ポンポンしたって許さないもんっ」

「悪かったって」

そう思ってないことは、顔を見れば分かる。


ガチャッ。


「おはよ〜」

ドアが開いてニカと健永、わたが入ってきた。

わたのとこに行こうとして手を掴まれる。

「姫、愛してるよ」

ウインクでえろいハートを飛ばされた。

それを素直に受け止めてしまった俺。

「……俺もっ」

多分…今、俺の顔は真っ赤だろうな。

頬が熱い。

「太輔、どうしたの？顔赤いよ？」

やっぱり…。

わたに指摘されて、頬を隠した。

ひろは一人、ソファーに寝転がる。

「おっは〜」

玉、宮田も入ってきて、全員揃った。

「あれ…ガヤさん、なんかいつもより色っぽいけど、どうかしたの？」


健永の純粋な質問。

素朴な疑問。


まっすぐな瞳を…直視できない。

ひろを見ると、口を手で隠してるけど…笑ってる。

肩が揺れてるから。

「キスマイの皆さん、衣装をお願いしま〜す」

「「「「「「「は〜い」」」」」」」

スタッフさんに返事をして、衣装室に移動した。

それぞれにメイクを済ませて、スタジオに集合する。

メンバーと自分の衣装を見て思う。

白のシャツに…履き心地のいい黒のデニム。

これって…前にも着たような。

「おはよ〜、皆♪」

デビュー前から付き合いの長い、カメラマンの有馬さん。

「おはようございます」

頭を下げて挨拶。

「８月１０日で、デビュー７年目だね〜」

ん？この言い方…。

「今日の撮影は、あの日のえろい撮影そのまんま、懐かしみながら撮りま〜す」

有馬さん…テンションが高いｗｗ

「同じセット用意したから、皆、上半身裸になって、横になろうね〜( *´艸｀)」

スタジオの中央に用意されたでかいベッドｗｗ

シルクのシーツに…また転がるのか。

って、それはいいけど…俺の体には今、大量のキスマが散っている。


どっ、どうしようっ(￣□￣|||)

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