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「マルフォイは好きなんだ､君の事が…」
それを聞いたAは眉をひそめた
「私も好きだけど､」
すると談話室が水を打ったようにシーンっとなった
「う、う、嘘だよ、ね？」ハリーは今にも膝から崩れ落ちそうだった
「嘘じゃないよ､勿論､ハリーもロンもハーマイオニーみんな好きだよ！じゃあ私行ってくる」
Aはスタスタと談話室を出ていきまた談話室は賑やかになった
ハリーとロンは頭の中がごっちゃになっており､ハーマイオニーは般若のような顔で憤慨し
「マルフォイはAの事が好きですって？ありえない！Aが何したっていうの！」
と言ってドスドスと談話室の床を蹴っていた
数分立ちロンがあー､と納得し始めた
「Aの好きって絶対「友達として」って事だよ､僕聞いた時心臓が裏返ったかと思った
A動物ばっかり見て恋愛してこなかったんだな､そうとしか言えないくらい鈍感だよ」
ロンはそう言ってハリーの背中をさすった
談話室を出ると深紅の壁に似合わない緑のローブを着た三人衆を発見した
三人衆の中に1人小さいブロンドが顔を出した。ドラコだ
ドラコは腕を組み寮に入るグリフィンドール生を睨んでいたがAを見つけるとパッと腕を離し側まで歩き始めた
「ロングボトムのうさぎ飛びはどうだい？中々笑えただろう？」
「全然､それで何の用？」
Aは少し不機嫌だった
「…着いて来い」
ドラコがAの手を引き､階段を上り始めた所で後ろにいたクラッブとゴイルを咎めた
「お前達は来るな。寮に戻っていろ」
大きい2人はドラコの命令通り廊下を駆けて行った
ドラコは階段を上ると今度は廊下を曲がり､また階段を上り始めた
「ねぇ､どこ行くの？私､少し用事が…」
「どうせポッターの所だろ､なんだポッター､ポッターって…」
ドラコは胸に不快感を覚え､握っていたAの手を強めに握った
「ついたぞ」
ドラコが手を離すとそこはホグワーツの端にある小さな塔の頂上だった
「こんな所に連れてきてどうしたの？」
Aが不思議そうに尋ねるとドラコはローブのポケットから何かを漁り始めた
「手を出せ」
Aはドラコの前に両手を出した
ドラコはAの手のひらに何か光る物を落とした
「これは…」
「僕からのプレゼントだ､大事にしろよ」
ドラコが渡したのは銀のドラゴンが守るように､神々しく光る小さなエメラルドに渦巻く髪飾りだった
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てぃろ(プロフ) - 今まで見た作品の中でナンバーワンです♥応援してます (9月29日 2時) (
レス) @page50 id: 8ee66f076b (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ13で、「ニンバス2000」が「ニンバ2000」になっています。 (2023年2月21日 15時) (レス) @page13 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - ありがとうございます！続き楽しみに待ってます！ニュートやテセウス、ティナも出てきて欲しいです(笑) (2022年8月14日 6時) (レス) @page50 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 続き楽しみにしています！ズーウーやピケット出してほしいです！(笑) (2022年6月5日 6時) (レス) @page10 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これすっごく面白いです！！ これからも無理のない範囲で頑張ってください！！ (2022年6月1日 18時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊子 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2022年5月28日 10時
