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亮介
放課後に貰う約束をしてスマホをしまう。
「そいつ可愛いのかよ」
何も教えない俺に痺れを切らした純がキレ気味できいてきて笑みがこぼれた。
「うん、すごく可愛いね」
「言え！！！俺の知ってる奴か！？」
知ってるなにも…
同じ部活のマネだからよーく知ってるけど。
「秘密」
「んだよそれ！！」
「付き合ったら教えるよ」
「亮介テメェ…けっ、一人で抜け駆けかよ！！」
これ以上、粘っても何もわからないと悟ったのか自分の席へと戻っていった。
やばいな…Aへの思いが日に日に増してる。
こないだだって、まるで犬のように美味しそうに俺の手からチョコ食べてたし…
あれも可愛かったな
色々なAを頭の中で思い浮かべながら、放課後を待ち遠しく感じた。
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作者名：おにぎり | 作成日時：2021年3月27日 6時
