207話 ページ10
「よそ見禁止〜」と拗ねた声を出して私に甘えてくるそんな私の自慢の彼氏の及川さんにきゅんとした
あ「え、あ、はい」
にこっと笑って及川さんを見ると、及川さんが私にこう言った
及「Aちゃんちょっと立って」
自分の椅子に座っている私を立たせた後及川さんが私の座っていた椅子に座って、「はい、俺の膝の上に座って下さ〜い」と自分の膝をぽんぽんと叩いていた
あ「え、私重いので…」
及「そんな事ないよ?だってAちゃん軽いから」
「お姫様抱っこしたでしょ?俺」とにやにやと笑っている及川さんは私の反応を見て笑っていた
そう言えば体育祭の時に及川さんにお姫様抱っこされたな
あの時しかしてないのになんで覚えてるんだろ
及「ほーら、早く」
私の手を引いて及川さんの膝の上に座ってしまった私は及川さんに後ろから抱きしめられてしまう形になってしまった
及「はぁ…落ち着く」
私の肩に顔を埋めて、「今日のAちゃんいい匂いする」と言いながら私の耳元や首元などをすんすん嗅いだ時だった
あ「どうかしました?」
及「首のキスマークまだ残ってるね」
「もう1回跡つけてもいい?」と、耳元で私にだけしか聞こえない声で囁いた及川さんに私は肩をビクつかせた
そして一気に顔が赤くなっていく
及「ねぇ、このまま保健室行っちゃう?」
あ「え、な、なんでですかっ」
及「今日、保健室の先生いないから」
それを聞いた時全て理解した
及「ずっとくっついてたいなぁ」
周りの目もあるというのに及川さんはそんなことお構い無しに続ける
あ「っ、あ、あのっ」
及「Aちゃん、こっち向いて」
及川さんに言われ振り向こうとした時及川さんの顔がドアップだった
あ、これやばい状況かも、逃げられない、どうしようと思ったその時
私のクラスに岩泉さんがやってきた
岩「及川いるか?」
岩泉さんが来た事に気づかない及川さんは私の顔を固定してどんどん顔を近ずけてきた
及「ねぇ、なんで逃げるの?」
「キスできないじゃん」と拗ねた声を出した次の瞬間、岩泉さんが及川さんの後ろに立つていた
岩「てめぇ、クソ川…こな所にいやがったのかてめぇは」
岩泉さんの声を聞いた瞬間及川さんの顔はみるみるうちに顔が青ざめていった
及「…えーっと、なんで岩ちゃんがここに?」
岩「花巻達が今日のお前なんか危ねぇから要注意しろって言われた」
及「は?!マッキー岩ちゃんに何吹き込んでんの?!」
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もも(プロフ) - 結衣ちゃ??さん» ありがとうございます!これこらもキュンキュン書いていきますのでよろしくお願いします! (2022年9月25日 20時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ^ - ^さん» ありがとうございます! (2022年9月25日 20時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
結衣ちゃ??(プロフ) - 初期の方から読ませて頂きました❕久しぶりにハイキュー見てキュンキュンしちゃいました💞😖 (2022年9月25日 17時) (レス) @page42 id: 6158c47f1a (このIDを非表示/違反報告)
^ - ^ - あ、ただの神作品デスカ。すぅぅぅぅっごいすきですぅ! (2022年9月2日 18時) (レス) @page42 id: a77d2a3d87 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - masyumaro0318さん» 嬉しきお言葉ありがとうございます!! (2022年8月2日 18時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2022年7月24日 21時