ボクのモノになりなよ【飴村乱数】《完結》

５話 ページ6

これは、私のある日記の内容。









＿＿＿＿＿○月✕日




今日は熱が出た。
３８，６度。


これくらいなら出勤できるかな。






と思ったけど。
案外体がだるかったから休むことにした。



嗚呼、課長になだめられるなぁ、……。









＿＿＿＿＿○月✕日




熱出して３日後。
無事に熱が下がって出勤。


朝、家を出る前にニュースを見たら
アキハバラが撮影されていた。


うわ、今日運悪い……。



なんか明日は違うコーナーらしい。
何だそれ。









＿＿＿＿＿○月✕日




次の日。


私はある仕事を貰った。
明日、出張の仕事だ。




行先はシブヤの……服屋？





インテリアに関係するのだろうか……。









そこの主将とかなんやらは凄い人らしい。
ちょっと興味あるかも。









＿＿＿＿＿○月✕日




無事にシブヤに到着。
行き先へのナビは携帯に全部お任せ。

役に立てよ、携帯。


到着したお店はなんとカラフル。



壁に英語は書いてあるし、
マネキンは飴？


なんで飴なんだ？







中に入ると思いがけない人がいた。









って言いたいところだけど、誰もいなかった。
あれ？と思ってさ、声を出してみた。



『すみませ〜ん』




って。






そこで思った。

あ、勝手に入らない方が良かったかも、って。






常識に疎いの、私。


許して欲しいんだわ、よろしく(((殴





そしたらさ、はぁ〜い、って返事はなくて。
シーンってなるだけ。



可笑しいな、
笑えないよ？









＿＿＿＿＿○月✕日




同じ日にごめんね？
そう、ここは同じ日に書いてます。


でも、時間は全然違うから。





続きを話そうと思って。
続きが出たからさ、聞いてよ。








その後、後ろから声がしたの。







「あれ〜？
何で人がいるの〜？」





『ひぃ、すみません、あの、出張で来ましたァァ』





そりゃあビビるよね。
急に耳元で声がするんだもん。







え、って思ったよね。
声を出して後ずさりしたのはいいものの、……。



目の前にいる人はあの人だからね、あの人。







シブヤ･ディビジョンの中で最も強いラップチームと言われている


Fling Posse。





そのFling Posseをまとめるリーダー、飴村乱数。





それが、私の目の前に現れたのだから。









｡・:＋°｡・:＋°｡・雑談:＋°｡・:＋°｡・:＋°


次回から初めてのちゃんとした出会いらしいよ！
夢主が初めて乱数君と話すらしい……？

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