2ヶ月後 ページ6
相変わらずAは屋上に居るようだ。
因みに俺が居るのは図書室だ。
不良が邪魔だった為、さっき全力の殴り合いをしてきた。
勿論勝った。
にしてもAは絶対に図書室に来ないな。
本が沢山あるし、静かだから俺はここがそこそこ気に入っている。
Aの場合は読書よりも外遊びという感じだからまあ仕方がないが。
たまには同じ本を読み、話をしたい。
だが抑Aが読めるような内容の本ではない(サラッとディスるな)
鬱、数学、宇宙の仕組みの本。
確実にこれを借り読むやつは中々居ない。
さっき図書委員に物凄く怯えられながら借りたものだ。
…栞が挟まっている。
誰のものだろうか。まあ図書委員を頼るか？
名前が書いてあるな。
…AA…？
嘘だろ、こんなやつ読むわけがない。
日本文学の本…斜陽だったが、これをAが読むとは到底思わない。
しかも最後に挟んである。
最後まで読んだのか…？
…返しに行くか。
俺は静かに立ち上がり、屋上へと向かった。
ー屋上ー
ﾅｲﾄﾒｱ「A、居るか？」
A「ナイトメア…!?どうしたの？」
Aは呼び捨てで呼ぶようになった。
勿論俺が全力で頼んだ。
少々引かれた。
ﾅｲﾄﾒｱ「これ、挟んだままだったぞ。」
A「ホント!?無いなと思ったら挟んだままだったの!?」
ﾅｲﾄﾒｱ「そうだ。というかAがこういう本読むとか意外だな。」
A「うん！たまには読むよ！」
その後、他愛もない話をし、授業があり、普通に一日が終わった。
縺斐ａ繧薙↑縺輔＞縲√リ繧､繝医Γ繧｢縲∝､ｧ螂ｽ縺→←一ヶ月後
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作者名：＠匿名（ルルカ） | 作成日時：2023年2月11日 13時
