不満な彼女は自由を求める【リヴァイ】Part3 (ページ20)

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戦鎚の巨人:118話ページ20

『これで、いいのかな』

Aは瓦礫の上からリヴァイと共に下を見ていた

眼下には戦鎚の巨人の本体を掴むエレン

リヴァイ「いいも何もねぇ、これしか策がねぇんだ。やるしかないだろ、あのバカを連れ帰る為にもな」

『…そうだね、ついでに戦鎚も食えそうだし』

リヴァイ「油断はするな、奴らは巨人を何人も持っている。現に、エレンの後ろに1匹いるだろ」

リヴァイの視線の先には顎の巨人

そしてエレンの項に顎の巨人が噛み付いた

始祖の巨人を奪還する為だ

リヴァイ「行くぞ」

『うん』

バシュ！

ポルコ「！？」

顎の巨人、ポルコはこの時を待っていた

しかし何故か噛み切れない

ポルコ「何だ！？噛み切れねぇ！」

顎の筋肉を斬られたのだ

『させないよ』

ポルコは目を見開いた

刃を両手に持ち、自分へ向かってくる2人の人物

ポルコ「今のはコイツらか！まさか…アッカーマン！？」

ポルコは慌てて顎の巨人の特徴である鋭い爪でエレンの腕を傷付け、建物によじ登った

しかし

ドォン!!

建物に掛けた手は吹き飛ばされた

雷槍だ

鎧の巨人の装甲でさえも破壊する雷槍、顎の巨人の手を吹き飛ばすなど造作もない事だった