こいぬ座【賢者の石】 (ページ14)

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『フリットウィック先生

私も飾り付け手伝います』

フィリ「ありがとう

では、そちら側を頼むよ」

そう言われ、大広間の

クリスマスツリーの飾り付けを手伝う

クリスマス休暇は

残る生徒は少なく

大広間に居る方が珍しい

ハー「A！会えてよかった！

良いクリスマスを！」

『えぇ！ハーマイオニーも！

良いクリスマスを！』

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クリスマス休暇も明け

生徒が戻ってきた

私はハグリッドに珍しい卵を手に入れたと呼ばれ

小屋に来てるんだけど

ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝｯ

『誰かしら？

ハグリッド、私が出ようか？』

ハグ「いや、大丈夫だ

ゆっくりしてってくれ」

そう言うと玄関に向かい扉を開ける

ハリ「ハグリッド」

ハグ「やぁ、悪いな

今日はお前さんらと遊んどる暇はないんだ

じゃぁな」

「「「賢者の石のことだよ」」」

ハグ「何？」

そう言ってハリー達を中へ入れる

ハリ「Aもいたの？」

『ハグリッドに呼ばれてね』

ハリ「ハグリッド

スネイプが石を盗もうとしてる」

ハグ「スネイプ？

バカ言え、まだ疑っとるのか」

『スネイプ？

ハリー達、セブルスを疑ってるの？

石って？』

ハー「賢者の石のことよ

その石をスネイプが狙ってるの」

『セブルスが？

ありえないわ』

ハリ「本当に石を狙ってるんだよ

何故だか知らないけど」

ハグ「スネイプは石を守ってる先生の一人だ

盗んだりするわけなかろう」

ハリ「なんだって？」

ハグ「聞こえたろう？

さぁ、今日はもう帰れ

今はそれどころじゃねぇ」

ハリ「ちょっと待って

先生の一人って？」

ハー「分かった

何人もの人があの石を守ってるのね

呪文魔法をかけて」

『そういうことね』

ハグ「まぁ、フラッフィーがいれば

大丈夫だがな

あいつの守りは鉄壁さ

あれを宥められるのは俺とダンブルドア

そしてAだけだ

…いけねぇ、これも内緒だった」

そうハグリッドが言うと

鍋からカタカタと音が聞こえる

そして、鍋の中から卵を持ってくる

ハリ「ねぇ、ハグリッド

これは一体何なの？」

ハグ「こいつはなぁ…なんちゅうか…」

ロ「僕何だか知ってるよ

ハグリッド、どこで手に入れたの？」

ハグ「賭けでもらった

パブで出会った知らない奴から

向こうもこいつを持て余してたみたいだし」

すると、卵の殻が吹き飛び

中からドラゴンの赤ちゃんが出てきた