こいぬ座【賢者の石】 (ページ15)

今日:9 hit、昨日:2 hit、合計:59,438 hit

14 ページ15

ハー「これって…ドラゴン？」

ロ「ただのドラゴンじゃないよ…

"ノルウェーリッジバック"だ…

チャーリー兄さんがルーマニアで

研究してる種類だよ」

『チャーリーから話は聞いてたけど

これだったのね…』

ハグ「見事だ…ちゃーんとママが分かっとるぞ！

いい子だ、ノーバート」

ハリ「ノーバート？」

ハグ「あぁ、名前は付けてやらんと

ほら、ノーバート」

そう言いノーバートを撫でると

ハグリットに火を吹き、髭が燃える

ハグ「ちょっとしつけが必要だな」

『…それはどうかしら』

そう言って窓の方を見ながら言う

ハグ「ありゃ誰だ？」

『マルフォイよ』

ハグ「こりゃいかん…」

『3人とも、私と一緒に早く帰るわよ』

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

ハリ「ハグリットは前から言ってたんだ

ドラゴンが欲しくてたまらないって」

ロ「やばいよ、マルフォイにまでも見られちゃったし…」

ハリ「どうして困るの？

悪いこと？」

ロ「悪いさ…」

『2人とも、静かに…マ「こんばんは」

そう言ってマクゴナガル先生と

マルフォイがでてきた

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

マ「いいですか、どんな理由があろうと

夜中に抜け出して学校を歩き回ってはいけません

たとえMsランドールが居たとしても

今回の規則違反の罰として

50点減点します」

ハリ「50点！？」

マ「1人50点です

二度と同じことを起こさぬように

4人には処罰を与えます」

マル「すみません、先生

聞き違いでしょうね？

今4人とおっしゃいました？」

マ「その通りです、Mrマルフォイ

事情はどうあれ、あなたも消灯時間をすぎて

出歩いていたのですから

あなたも一緒に罰を受けるべきです」

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

フィ「昔はもっと厳しい罰があったのに

指の親指を紐でくくって地下牢に吊るしたもんだ

あの叫び声が聞きたいねぇ」

『フィルチ、何時の話をしてるの？

最近は、そんなことしてないわよ』

はぁ、4人を脅すようなこと言って

フィ「今夜の処罰はハグリットと

ひと仕事してもらうよ

暗い森でな…

哀れな生徒たちだ

何じゃい、まだあんなドラゴンのことで

メソメソしとるのか」

ハグ「ノーバートはもう居ねぇ

ダンブルドアがルーマニアに送った

仲間のとこに」

ハー「その方が幸せじゃない

仲間といられて」