まふてる「18話じゃ！」(?) ページ23
土曜日。時の流れは思ったより早いんだなぁ。
15:30を過ぎているので急ぎ目に用意をして家を出る。
駅に着くと既に分かりやすい高身長で金髪のまふがいた。
『早いね。まだ15:57なのに』
まふ「...早く着きすぎただけ。」
『お店、とってあるから。個室だし久々にゆっくり話そ』
季節行事ないから分かんないと思うけど実は今は冬。(作者が季節情景を全く入れていない)(ごめんなさい←)
はぁっと息を漏らすとマフラーの隙間から白い息。
16時くらいだけど外は結構暗くなっていて冬なのだと実感させられる。
店内は暖房も効いている。足早に個室に入ってからまふと話す準備を整える。
『さて、と...。』
まふ「カラオケの時の、続き」
『うん、まずはそれから。その様子だと思い出してなさそうだね。
...私とまふが、別れることになった時、まふは私になんて言ったか覚えてる？』
ふるふると首を横に振るまふ。
＿＿＿
(過去編になります)
『ま、ふっ...！！いやだよぉ...まふとっ、離れたくないっ！』
嗚咽混じりで泣きながらまふに縋る私。
大学も卒業で、まふと私は独り立ちしようとしていた。
まふ「A...おいで」
まふは私を抱きしめるとこう言った。
まふ「僕達は家族だよ。奏斗さんだって、ずっと家族。Aが絶望のどん底に落ちたなら、僕が救ってあげる。僕達は年齢も変わらないけど、僕はAを妹みたいに思ってるから。
ずっと、一緒だから...だから、大丈夫。いつでも連絡していいから。
仲間に裏切られたら僕のところへおいで。
また2人で暮らせばいい。」
『う...んっ...！！！』
(過去編終了)
＿＿＿
『私は、あの言葉を信じ続けていた。
でも、美彩の時、無理だと思った。
冷たい目だった。軽蔑の目だった。
「なんなんだろう」って思った。信じ続けていた私が馬鹿なのかなって、わかんなくなった。
だったらもう、やった事にして縁を切ってしまおうって、そう思ったの。
でも、耐えきれなかった。卒業の後、辛くて結局まふの家の近くに引っ越したくらいだったから考えが甘かったかな。』
耳につけているイヤリングをとって机に置くと、まふはそれを驚いたように見つめていた。
『このイヤリング、ずっと付けてるんだ。外したくないの。そしたら、もう、まふと絶対に会えない気がして。それでいいのに、会えなくていいのに、何故か、どこかで、それを嫌がっている自分がいて。』
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文字数がっ...←
ぺぽ「ぺぽ！(?)」(訳:19話！)→←そらるはんぺん「・・・ぺん(?)」(訳:17話)
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はる - 感動しました(´;ω;｀)ゆっくりでいいので、更新待ってます！ (9月13日 21時) (
レス) @page29 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
塩キャラメルしか勝たん - カッターのところで一人静かに泣きました！音楽聞きながら見てたんでタブレット強くもちすぎて音量MAXにしてしまいました(バカ)更新頑張って下さい！ (2021年8月1日 21時) (レス) id: e25b0a7159 (このIDを非表示/違反報告)
ぎょーざ - 感動した（泣）更新待ってます！！ (2019年6月21日 9時) (レス) id: cbb2a38640 (このIDを非表示/違反報告)
NANAMI - 今日読み始めましました、小６です。中学受験生なのに夢中になってしまいまして・・・。 なのに更新中止してしまうんですね。ちょっとショックです。あと、途中で1年ぶりに泣きました。感動しました。 今も中学生ならもうすぐ中間テストですか？頑張ってください。 (2019年5月18日 23時) (レス) id: ce18ee9386 (このIDを非表示/違反報告)
れぃ(わー抹茶)(プロフ) - すー黒蜜さん» ありがとうございます...いつかまた更新再開します...！！ 約ネバ楽しみにしてください...！！！ P.S. 敬語じゃなくていいですよ！違和感しかないんで！！！！ (2019年4月5日 6時) (レス) id: 657b3d0cf7 (このIDを非表示/違反報告)
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