人気まだまだ急上昇中です【歌い手】

『...過去編2回目といこうか。9話』 ページ13

ーAsaidー

まふも、美彩の味方かぁ。

まふとの出会い...懐かしいな〜...。

ーーーーーーーーーーー

『すて、られた？』

居場所が、ない。どうしよう？

そんな私を拾ってくれたのは、"奏斗にぃ"だった。

奏斗「どうしたの？」

『家が、ない』

奏斗「っ...?! そっか...。俺の家へおいで。これからは、俺が親代わりになろう」

『...いいの？危ないくない？』

奏斗「あぁ。」

凄く優しくて、奏斗にぃと居ると落ち着いた。
奏斗にぃは大学生で、いない時があった。

奏斗「...1人じゃ寂しいよな？そうだな、学校行くか？」

『学校...行きたい』

奏斗「よし！それじゃあ、ここから1番近い...荒戸西高校だな」

奏斗にぃは、わざわざ高校に入学させてくれた。

『奏斗にぃ、私浮かないかなぁ』

高校に入る前、奏斗にぃに勉強等を教えて貰った。それでも、普通の高一の子とは、差があった。

奏斗「大丈夫だ！！行ってこい！！」

『...うん！！』

ーーー
案の定、私は学校で浮いていた。
勉強のスピードに追いつけなくて成績は最下位。
クラスでも、仲間に入れてもらえないという始末。

『奏斗、にぃ...私、無理だよ...もう...』

奏斗「そっか...辛いんだね。ごめんね、気づいてあげられなくて。学校はいい、俺が勉強を教えるよ！！！

...そうだな。俺がもう1人、勉強を教えてる子がいるんだ。Aと同じ高校一年生。その子と一緒でいい？」

それが、まふ との出会いだった。

まふ「えっ...と、真冬、です」

『Aです...』

最初はしどろもどろで、お互いに譲り合いだった。
けど、"歌い手"をしてる事など、趣味が合った。
そしたらいつの間にか、打ち解けていた。

まふ「Aっ！今日さ、ここのカフェ行かない？！パンケーキが有名だって！！」

『女子力...。いいよ、奏斗にぃ、行っていい？』

奏斗「勿論！！楽しんでおいで。夜遅くなければ、その後遊んでもいい」

まふは、私達は、家族みたいなものだった。
それくらい、それ以上に仲が良かった。

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ちなみに奏斗くんは爽やか系イケメンです(自己満)

せ、せ、せ...宣伝！！(ごめんなさい)→←ジェル「なんなんですか るぅるぅとです」るぅと「なんなんですか？！8話です！」

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