来世で会えたら会いましょう！！！【あんスタ】

３１day ページ32

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ぷるるるるる。

ぷるるるるる。

『んー…なんだ朝から…泉かなー…？』

おはようございますとりあえず電話とりましょう

『もしもーし……だれ…』

「せんぱい…？」




『…みかちゃん？』


朝からどうしたって言おうとして口をつぐんだ。だって。


『…こえ、震えてる？どうした？』


「せんぱい…せんぱい、せんぱいせんぱいせんぱいぃ！！」


『えっ、え、泣いてる！？ごめん！？？！？』


「ちゃ、ちゃうっ…せんぱいっ、死なんといて！」


『え？』


「先輩の余命がっ、もう今日までって聞いてなっ」


『いや待て５ヶ月じゃみかちゃん騙されとる』


「…へ？で、でも１ヶ月も５ヶ月も同じやっ！先輩いいいい」


『お、落ち着けみかちゃぁぁぁぁん』



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「…ふう。先輩、みっともないとこみせて堪忍な？」


『いやいや大丈夫、もうすぐ家でないといけない時間じゃない？』


もうすぐ泉来るもん


「んぁっ、そうやな〜


…先輩」


『んー？』


「家出る前に、伝えたいことあんねん」


『ん、どうした？』


しばしの沈黙。


電話越しでも伝わるくらい張り詰めた空気。


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「おれ、先輩のこと好きや」



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『…ん、へ？すき家？牛丼？』


「っ…だーかーらー！先輩のこと好きや、お師さんの次に！」


『そ、それって』


異性としての好き、ってことですか？


「おれ、初めて会った時、怖い人だと思ってた。ほら、先輩金髪やし、おれ人見知りやろ？」


『…ん』


よく言われる(二回目)


「でもな、話してくうちにどんどん好きになってったんよ。」


『…なんか恥ずかしいわ』


「だからね、先輩、死なんといて。おれのわがままかもしれへんけど。おれ先輩のこと好きなんや」


『…みかちゃん』


顔が熱すぎて死ぬ


「なぁせんぱい、返事は急がへんから…」


『みかちゃん』


み「んあっ？」


『今日、会ったら返事する、それでもいい？』


「…んあ、ええよ。中庭で待っとる」


ぷつっ


通話が途切れた。


さっきまでの会話を思い出して顔が熱くなった。


外で私を呼ぶ声がする。


『あ、泉ー、今行くー』



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「…今日は自分で起きたんだねぇ、いいこいいこ♫

わっ、なんでそんな顔赤いのぉ」


『…なんでだろう、天変地異が起こる気がする』


告白とか少女マンガの中でしか見たことねぇよ、どう返せばいいんだろう


「…ふーん、ま、いいけどぉ」


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瀬名泉ストーカーの勘

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