22side ページ23
,
ふざけてる場合じゃないってことはわかる。
でも、本当にどうすればいいのかわからない。
『ちあ…「A」
え?
___「A。なんだねこの騒ぎは」
ドアの方を振り向いた。
『宗!!!!しゅー!!!!!??!!本物!!?』
五奇人の中の一人、斎宮宗だ。
『マドちゃん!!マドちゃんも久しぶり!!!』
元気、と言いかけてクラスを見まわすと、
口を開ける千秋、
度し難いって言うロボットになったみたいに明らかに動揺してるはすみん、
サボりで空いた羽風の席、
出て行ってしまった泉の席。
微笑む英智と、
それを睨む宗。
『ヘルプミー誰か説明してくれこの状況』
もう空気が痛々しい
「ふんっ、天祥院がいるからクラスには来たくなかったのだよ
…それよりA。」
『はい!』
いきなり名前を呼ばれて肩が震えた。
「…小娘が、さっきの口論を聞いて、慌てて走って行ったのだよ」
小娘、きっとあんずちゃんのことだ。
不安になったに違いない。
正義感の強いあの子のことだから。
『行ってきます!はすみん後は任せた!』
「はぁ!?全く度し難い!全て丸投げするな!そして廊下を走るな!」
ごめんな、はすみん。今は許せ。
『あんずちゃぁぁぁん!?!?どこぉおおぉお!?!』
,
??side
「ねぇ、瀬名っち」
「…サボりじゃなかったのあんた」
「いやぁ、Aちゃんが困ってるような気がしてね〜♫
…そしたら瀬名っちのほうが、困ってたねえ」
「うるさい、うざい!」
「いつもの調子だけど、いつもの調子じゃない感じだね」
「…うざいからどっかいってくれるぅ?」
「うんうん、この後女の子とデートの約束があるからどっか行くけどね!
…でも瀬名っちに一つだけ忠告してあげる」
「なんなの、早く言ってどっか行ってよねぇ」
「…瀬名っち。
…認めないと何も始まらないし、行動しないと何も変わらないよ」
天祥院が、Aちゃんの唇に、
__…毒を塗る前に。
522人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リオ - ワカメさんはアウトですよwww (2021年11月23日 0時) (レス) @page48 id: d2c6939725 (このIDを非表示/違反報告)
クリスティ38(プロフ) - なんか、ふざけすぎなかまってちゃんですね。 (2020年1月25日 19時) (レス) id: eb0de2c665 (このIDを非表示/違反報告)
伊達 光秀 - あの…夢主ちゃんって、馬鹿なんですか?←普通、男5人の所に一人で行きませんよね?私だったら行きませんよ。あの、鬼龍さんとかママとかそこら辺連れてボコりに行けば良かったんじゃないですかね…。 (2020年1月14日 23時) (レス) id: f7e36ec018 (このIDを非表示/違反報告)
りんか - 予鈴が日々樹渉のところで吹いたw (2019年9月2日 2時) (レス) id: cb74d323d1 (このIDを非表示/違反報告)
ねむい(プロフ) - mooncatさん» ありがとうございます!!!嬉しいです!!はすみんに怒られたい(M発言)使わせていただきます!!!これからもよろしくお願いします。 (2017年9月10日 15時) (レス) id: f7d54c694c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ねむい | 作者ホームページ:
作成日時:2017年8月20日 23時