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1day ページ2





『知ってた?

死んだらただ消滅するだけで、千の風にもならないんだって』


「うん、それは当たり前だね」


病院のある一室。

目の前に寝ている天祥院英智。




先ほど小さい頃からお世話になっているお医者さんにもらった紙を見せる。


『ねぇ私、そろそろ死ぬんだって!どうすればいいんだろうね〜?』

「これは…

…本当なのかい?

だとしたらなんでAはそんなに笑ってるんだ」

『うーん…だってさ!今まで学院で誰も体験したことがないことだよ?

なんか初めてもらっちゃいましたって感じだよねぇ』

「言い方がやらしいよ

…でも結構限界だったんだね、まさかあと___しかないとは」



『…そうだね〜



英智、私今から学院に行ってくる』


「うん、いってらっしゃい」


英智は優しい笑顔で見送ってくれる。




病室を出て、少し英智が悲しそうな顔をしたなんて、その時の私は知ることもなかった。







『おおおおおい!!!!いーずーみー!!!!!』


「うわぁ、うるさいのが来たぁ…」

「Aちゃんおはよー!今日も可愛いねー!

…でも今日遅刻って、どうしたの?」

嫌そうな顔をする泉と笑顔の羽風を順繰りに見て。

『んー!実は私死ぬらしい!』

その言葉で教室にいる全員の注目を集めた。



「「「は???」」」



「いや、別に死ねばいいと思うけど」

『ひどいなぁ泉〜

…ほら、この紙を見、』

さっきの紙を見せようとして手を引っ込める。

『いや、でも私の余命見たら悲しくなっちゃうか〜!だから見せない☆』

「ちょーうざぁい。」

いつもの会話である、しかし少し違うのはこの紙の存在があるからだと、そう思う。

『私、あんずちゃんのところ行ってくるからさ!

みんなにAは死にますって言っといてね!』










瀬名 泉 side


「ねぇ…冗談にしか聞こえないんだけど」

「冗談じゃなきゃ困るけどね」

「本当に死ぬならさぁ…


なんであいつはあんなに笑ってんの」


___「いや、別に死ねばいいと思うけど」



その言葉をかけたこと、後悔したのはまた別の話。


でも本当に冗談にしか聞こえないから。

だから本当に「死ぬ」なんて、




「……言わないでよねぇ」




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リオ - ワカメさんはアウトですよwww (2021年11月23日 0時) (レス) @page48 id: d2c6939725 (このIDを非表示/違反報告)
クリスティ38(プロフ) - なんか、ふざけすぎなかまってちゃんですね。 (2020年1月25日 19時) (レス) id: eb0de2c665 (このIDを非表示/違反報告)
伊達 光秀 - あの…夢主ちゃんって、馬鹿なんですか?←普通、男5人の所に一人で行きませんよね?私だったら行きませんよ。あの、鬼龍さんとかママとかそこら辺連れてボコりに行けば良かったんじゃないですかね…。 (2020年1月14日 23時) (レス) id: f7e36ec018 (このIDを非表示/違反報告)
りんか - 予鈴が日々樹渉のところで吹いたw (2019年9月2日 2時) (レス) id: cb74d323d1 (このIDを非表示/違反報告)
ねむい(プロフ) - mooncatさん» ありがとうございます!!!嬉しいです!!はすみんに怒られたい(M発言)使わせていただきます!!!これからもよろしくお願いします。 (2017年9月10日 15時) (レス) id: f7d54c694c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ねむい | 作者ホームページ:   
作成日時:2017年8月20日 23時

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