第45話 ページ3
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涌「お前らを、どこに売るかだよ。」
『え…!』
どうしよ、売られる……
涌「奴 隷を欲しいって言う組織は沢山いてねぇ。いっぱい俺宛にメールが届いてるんだよ。」
嫌だ……
涌「あ、その中であの有名な“加藤ファミリー”からメールが届いてたな!」
か、加藤ファミリー!?
涌「じゃあ、君をそこに売ろうかな。」
嫌だ……嫌だ……
碧「美雪を連れて行くなら、俺を連れて行け。」
真「碧斗!?」
拓「おま…馬鹿なこと言うな!」
碧「あの最低な加藤ファミリーに美雪が連れてかれるんだぞ?そんな所に美雪を行かせるわけにはいかねぇ。俺が行く。」
『碧斗……』
碧「涌井。加藤ファミリーに連れて行くのは、美雪じゃなく俺にしろ。」
涌「うーん、断る。」
碧「はッ!?なぜだ!?」
涌「俺、奴 隷が悲しむ所を見るのが好きでね。この女に泣いてほしいんだよ。」
拓「てめぇ、最低な人間だな。」
涌「俺は人間じゃない。マフィアだ。言っとくが、マフィアは全員最低な奴だ。もちろんあの女も。」
真「てめぇ、何回Aの悪口言えば気が済む!」
涌「俺は悪口なんか一言も言ってない。本当のことを言っただけだ。」
夏「Aさんは他のマフィアとは違う!貴方の言ったことは嘘よ!」
涌「じゃあ、お前らはあの女が助けに来ると思っているのか?」
陽「思ってます!Aさんならきっと来るって!」
涌「ないない。あの女もマフィア。お前らの思ってる人間とは全く違う奴なんだよ。はい、この話しはおしまい。そろそろ加藤ファミリーに連れて行こうかな。」
う、嘘……
碧「やめろ!美雪を連れて行くな!」
涌「うるせぇ!!」
ゴンッ
碧「うッ」
真「碧斗!?」
拓「てめぇ、碧斗を殴りやがって……」
涌「うるさい奴は好きじゃなくてねぇ。つい殴りたくなるんだよ。さぁ、そろそろ行こうか。」
涌井はそう言うと、私に手を差し出してきた。
涌「さ、おいで。」
嫌だ。
涌「さぁ!」
嫌だ!嫌だ!
『A!助けて!』
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まなたん - めちゃくちゃ良くて読んでる途中で勝手に涙がぁぁぁぁぁ( ;∀;)最後とかもう...脱水症状起こしちゃうよぉ( ;∀;)良き物語を作ってくれて、ありがとうございます( ;∀;)←泣いてばかりやなw (2019年1月18日 3時) (レス) id: a0ca9a33f5 (このIDを非表示/違反報告)
ずーしく(プロフ) - ひなさん» そう言ってくださってとても嬉しいです!ありがとうございます!小説の中でおそ松が“ある事”をすると言っていましたよね?実はその続きで、6つ子は親に会いに行きたいと夢主に言ったのです。それが夢主と6つ子の約束です!説明下手ですみません。 (2018年6月30日 21時) (レス) id: 1d9ccb178d (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - すごくいい作品だった!あと、最後の俺たちの約束ってなに?めっちゃ気になる! (2018年6月17日 17時) (レス) id: 9b800d69ba (このIDを非表示/違反報告)
ずーしく(プロフ) - れいさん» 最後まで読んでいただきありがとうございました!是非、他の作品も読んでみてください! (2018年6月17日 15時) (レス) id: 1d9ccb178d (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 今見終わりました、めっちゃ面白かったです!これからも頑張ってください! (2018年6月13日 7時) (レス) id: 2a9c9cc493 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:CATHERINE | 作成日時:2018年4月1日 8時