第21話 ページ26
〜おそ松side〜
男の人はそう言うと、俺達の方を見た。
すると、俺達に向かってニコッと笑ってきた。
俺達は、何がおかしいのか分からなくて、男の人を見ながら首を傾げた。
そんな俺達の行動に、男の人は笑いながら口を動かした。
拓「安心しろ。こいつらは、お前らに笑ってもらいたくてこんな豪華な食事を出しただけだ。別に、嫌がらせをしたいとか思ってない。さ、全部とは言わないが食べろ。」
男の人のその言葉に、俺達は少し驚くが、恐る恐る料理に手をつける。
フォークで肉の塊をさし、一口食べる。
すると、俺の横から……
「う、うまい!!」
カラ松が、大きな声でそう言った。
予想外のことに、カラ松以外のやつらはカラ松を見て驚く。
「ぷっ」
すると、誰かが笑った。
その笑った人は……
貴「あはははははははは」
あの、女の人だった。
碧「A…?」
貴「ははは、ま、待って、笑いが止まらない、あはははは」
夏「ふふっ、よっぽど“からあげ”が美味しかったんですね。」
美「初めて見た!美味しそうに食べてるの!」
碧「ふんっ、俺もからあげ好きだぜ!」
真「へぇ、結構面白い人じゃない。」
陽「ふふ、そうですね。」
拓「確かにな。」
1人1人そう言うと、カラ松の方を見て笑う。
カラ松はそれに驚いていたが、少しずつカラ松も笑顔になっていった。
そんなカラ松に、俺達兄弟は驚いた。
こんなふうに、兄弟以外の人に笑顔を見せたことがないから。
すると、女の人はカラ松に向かって口を動かした。
貴「ね、貴方の名前は何?」
カ「え?」
貴「無理にとは言わないから。」
女の人はそう言うと、席から立ち、リビングを出ようとした。
バッ!
すると、カラ松はもの凄い勢いで席を立った。
その行動に、カラ松以外は驚く。
カ「お、俺の名前はカラ松。カラ松だ!」
するとカラ松は、女の人に向かってそう言った。
貴「カラ松、か……
かっこいい名前じゃん!」
女の人はそう言うと、リビングを出ていった。
すると、1人の男はカラ松を見て口を動かした。
碧「カラ松と言ったっけ?」
カ「は、はい。」
碧「すげぇじゃん。」
カ「あ、ありがとうございます。」
こいつら……カラ松をこんなふうにするなんて……
いったい、何者なんだ…?
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ずーしく(プロフ) - あさぎさん» コメントありがとうございます!はい、頑張ります!なのでぜひ最後まで読んでください! (2018年4月2日 13時) (レス) id: 1d9ccb178d (このIDを非表示/違反報告)
ずーしく(プロフ) - サクラさん» コメントありがとうございます!この小説続編行きましたので、ぜひこれからも読んでください! (2018年4月2日 13時) (レス) id: 1d9ccb178d (このIDを非表示/違反報告)
あさぎ(プロフ) - いつも更新を楽しみにしてます!これからも頑張ってください( ≧∀≦)ノ (2018年3月30日 21時) (レス) id: 691380af9f (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 更新楽しみに待ってます! (2018年3月29日 23時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
ずーしく(プロフ) - 白虎Pさん» 本当ですか!?そう言ってもらえて嬉しいです(*´ω`*) (2018年3月27日 16時) (レス) id: 1d9ccb178d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:CATHERINE | 作成日時:2017年11月7日 6時