天才チートしょーじょは訳有りで (ページ3)

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続き！ページ3

「じゃあ、僕がサーブ打つね～」

今日は、ジャンプサーブの気分だなー

「バシュッ」

僕の打ったサーブは、澤村へと向かっていく。

「…うん、ビンゴ」

そう呟く。

「持ってこぉぉぉぉーい！！！！！！！」

日向の声、影山のトス、タイミング、打点全てが完璧。

「ドパッ」

誰もが、成功すると思った…だが、

「……残念、甘いよ。」

僕は難なくレシーブする。

「すがってぃー。」

すがってぃーを呼び、

「ドカっ！」

ブロックをうまい具合に、避けた。(木兎スパイクですww)

結果、25対2で、補欠チームの勝利。

「久々に、楽しかったー！」

汗も息切れもしていない僕に

「…息切れも汗もかいてないとか、バケモノ？」

と小声で言う。

「……それだけ、お前等より鍛えてんの～。少し前まで、牛若を鍛えて、一緒にトレーニングしてたよー？」

と苦笑いしながら言うと、

「「「………はぁっ？！？！」」」

皆が一斉にこちらを向く。

「そんなに驚く？wwあっ、京治と木兎、黒尾と夜久、岩ちゃん、この5人も腐れ縁でね、しょっちゅうバレーな練習に付き合わされてたww」

笑いながら言うと、

「ちなみに、あのスパイクだって、木兎に教えたの僕だし。黒尾に1人時間差教えたのも僕だし。」

と緩い笑顔で言うと、

「「………………凄え」」

と驚いていた。

「さぁ、練習に戻れ！」

と心ちゃんに言われ、戻る。

その時だった。

チャンチャカチャン×2

電話の着信音が鳴った。

画面を見ると、

……陸だった。

蘇るあの忌々しい記憶。体が震え、顔が真っ青になり、思

わず携帯を落としてしまう。