呪術廻戦×REBORN×鬼滅の刃 山本の姉の柱様は呪術師になるそうです

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伏黒side

東堂先輩を狗巻先輩とパンダ先輩が止め、先輩達が話をしているとき
視界の端から見覚えのある羽織が見えた


「あらあら、随分と派手に暴れたのね〜伏黒君」

れ「建物にだいぶ被害が出ていたが大丈夫だったか！」

2人の速さと身体能力の高さは相変わらずのようで
俺たちがいる舞台に高く跳んで来て、いつの間にか俺の横にいた

その様子に
初めて2人を見る先輩たちは目を見開いていた


「まずはここから移動しましょうか
　伏黒君の頭を診なくてはいけませんし、この感じだと野薔薇ちゃんの方も何かありそうなので」

山本は有無を言わせない笑顔で先輩たちにそう告げ
煉獄が俺を担ぎながら、2人は舞台から飛び降りた

そんな2人に先輩たちもついていった

「野薔薇ちゃんの所に案内できたらお願いしたいのだけど、大丈夫かしら？」

ふ「…問題ない
　たぶん、自動販売機がある所にいると思う」

「わかったわ〜
　すこし、急ぎましょうかねぇ…」

れ「うむ、釘崎少女に何かあったら大変だからな！」

「では、先輩？達
　私達は先に行ってますね」

2人はそう言うと
普通ならありえない速さで走り始めた

その速さは虎杖よりも速く
その上、2人はいつもの笑顔のまま息を乱さず
煉獄が俺に気を遣ってくれているのか、全く振動がなかった


数秒すらかからずに釘崎の元へ着いた

釘崎は真依先輩を拘束していて
それを真希先輩が見ていた

「やっぱりこっちも大変なことになってたわねぇ…
　野薔薇ちゃん服に穴が空いているけど、体に傷はできてない？」

いきなり聞こえてきた山本の声に釘崎たちはバッとこっちを見て、その速さに目を丸くしていた

真「いつのまにここに…」

く「Aと煉獄！？あんたらいつのまに帰って来たのよ！
　ってか、伏黒大丈夫か！？」

ま「あぁ…お前らが野薔薇たちが話してた最近入ったばかりの1年か ？…どっかで見たことあるような」

そんなことを話していると
後ろから狗巻先輩たちが来た

「一応、自己紹介を…1年の山本Aです
　よろしくお願いしますね」ニコッ

れ「1年の煉獄杏寿郎だ！よろしく頼む！」

2人は自己紹介を済ませると俺を床に下ろして
山本は俺の手当てを始めた

「伏黒君、沁みると思うけどじっとしててね〜」

ふ「い"っ…！」

山本はそんなことを言いながら
容赦なく傷の消毒をし始めた

山本の腕はだいぶいいようで
そこらにいる医者よりも手際が良く、消毒以外は殆ど痛みがなかった

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