呪術廻戦×REBORN×鬼滅の刃 山本の姉の柱様は呪術師になるそうです

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伏黒side

と「煉獄杏寿郎、お前はどんな女がタイプだ？」

東堂先輩が俺にした質問と同じ質問を
煉獄にしていた

煉獄は特徴的な大きな目をパチパチとさせた後
軽く考え込んだ

れ「む、そうだな…
　俺は、凛としていて筋が通っている胡蝶のような美しくて強い女性が好きだな！」

「！？」

自信満々な笑顔でそう言った煉獄の様子に
山本は普段は見れないであろう驚いた顔をしていた

く「…胡蝶ってことは、Aのことよね？
　なに、あんたたちやっぱりそういう関係だったの？」

釘崎の言葉に全員が山本と煉獄を交互に見た

れ「残念ながら釘崎少女が思っているような男女の関係ではないぞ！」

「残念ながらって…;;
　先輩達、そういう目線をこっちに送らないでください」

この2人は、その整った見た目と見ただけでわかるほど互いを信頼しあっている様子に
側から見ると完璧な恋人同士に見えるほどにお似合いだ

虎杖が言うには
虎杖の高校では2人は付き合っていることになっていたらしい


「…伏黒君、怪我を治してもらうために家入さんのところへ
　一応私もついて行くから、何があったか教えてくれる？」

この空気が嫌だったのか、何か目的があるのか
山本はこの場を離れたいようだ

俺は虎杖のことを山本にも話さなくてはいけないと思い、山本の言葉に頷いて
肩を借りながら家入さんのところへ向かった



俺は山本に虎杖が死んだこととその時の状況を
全て話した

山本はいつもと変わらない様子でそれを聞いていて
少しだけ、山本の異常性を感じた気がした

「そんなことがあったのね…
　伏黒君、辛かったでしょう？よく頑張ったわね」

山本はそう言いながら
俺の頭を撫でた

その姿が、あの優しすぎる姉と重なって
どんどん目の前がぼやけていった

そんな俺を見て山本は一瞬目を丸くすると
柔らかい笑顔で俺を抱きしめて、頭を撫で続けた

「泣いてもいいの…弱音を吐いたっていいの…自分の心に蓋をして、我慢をしなくてもいいのよ
　ここには私と伏黒君しかいないわ
だから何を言っても大丈夫…ちゃんと受け止めてあげるから、責めたりなんて誰もしないわよ」

山本の言葉と表情に
目に留まっていた涙が頬を伝っていき、涙と一緒に重たい何かが溢れ出てきた

俺は山本の羽織を無意識に掴みながら
山本の肩に顔を埋めて、今までのことをいろいろ話した

津美紀のこと、呪術師としてのこと、虎杖のこと


ずっと我慢していたことを俺は全て、山本に吐き出した

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