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花宮side








「ちょ、花宮!大変!」


テストが終わってすぐの事だった。


『なんだ、騒がしいな。』


「水季ちゃんが!」

原の言葉を聞き終わる前に保健室へ走っていた。

きっとお前が見たら笑うな。必死すぎだよ。大丈夫だってまこちゃん。なんて。




『水季!』


そこにはクマを作ったあいつが寝ていた。


俺がいながら無茶をさせた。アイツは、水季は、そういう奴だ。バカみたいにいい子ちゃんで、努力を見せない。


『…まこちゃん??』

『水季!』

『はは、まこちゃん焦りすぎだよ。大丈夫だって。』


違う…。確かに俺の予想通りの反応だが…

俺の考えてたお前は、そんな無理に笑わねぇよ。

え→←お



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作者名:ゴリラ | 作成日時:2021年4月6日 2時

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