私は貴方達に何かしましたか？part2

１０話 ページ10

おそ松目線


俺らが誤っても、あいつに響かない事はちゃんと分かってる。


わかってても、わかってても、


やっぱ、戻って、仲良くなりたい。



でも、



あいつがその気じゃないなら、



こっちから、動くわ。



貴方目線


そう。


あいつらにされた事をし返す。


ほら、



よく言うじゃん？




目には目を。

なんちゃら、って、



だから、私は


【暴力には暴力を。】



だから。



もう、誰にも止められない。


トド松視線


ずっとそうだった。


「未松だから、」


「お前は一番下なんだから我慢しろ」



とか、言われて 母さんのお腹に赤ちゃんが出来た時は泣いて喜んだよ。



やっと、


【お兄ちゃんとして見てくれる人が出来た】


って、でも、現実はそううまくはいかなかった


産まれてから父さん母さんにチヤホヤされて


まだ４歳だった僕らには辛い現状だった


まだ、甘えていたい

母さん達を取られたくない一心で


可愛いと思っていた、


大切な人と思っていた


妹であるAを虐め始めた




最初は遊んであげなかったり




だったけど、


歳を重ねていくうちに



どんどんエスカレートしていった。



僕は駄目だよなって、



おもって僕と、十四松兄さんは最初の方は遊んでたんだけど


兄さん達が



『やろうぜ！ たのしいよ！』


それをしたら、 歯止めが聞かなくなるとか



思ってたけど、




止められなかった。



自分を制御できなかった。





だから、ここまで追い詰めてしまった



こないだAに言われたことが頭から離れない。



「僕も甘ったれてたな。ハハハ」



こんな、馬鹿なお兄ちゃんでごめんね。

１１話→←９話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す