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私が起きてから数分がたち、浦田先輩が戻ってきた。
それと同時に、志麻くんがやっと降りてきて、皆で坂田を起こしていたら、いつのまにかもうお昼になっていた。
色んなことをやっていると時間が過ぎるのは早いんだと痛感した。
今は、一ノ瀬先輩が作ってくれたお昼ご飯を食べながら話している。

「というか・・・なんでまふくんはベッドで寝てなかったん?」

『たしかに・・・そういう趣味なの?』

「好きで寝てるわけがありませんよ・・・ただ・・・水上さんがベッドを占領していたので寝れないなって思って机で寝ただけです」

頬を膨らませながら、致し方がないんです!と怒ったように言う相川を見ながら野菜を頬張る。
皆が楽しそうに話している中、淡々と私は朝ごはんを食べていく。
すると、そういえばとフラッシュバックのように思い出したことがあった。
昨日の夜、相川が私に何かを言っていたかもしれないということだ。
眠りに負けてしまったが、もしかしたら重要なことだったのかもしれないな、そう思うと、寝てしまったのが申し訳なく思えてきた。

『・・・ねぇ、相川。昨日の夜、なんか言った?』

「へ?・・・言ってませんよ?」

『ふーん・・・』

私の勘違いだったのだろうか。
眠かったためよく覚えていないが、もしかしたら夢の可能性もある。
それに、本人が言っていないと言っているのだから私の勘違いだということだろう。
最近疲れてるのかな、なんて思いながら小さなため息をついた。

。→←3章 やっぱり



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作品ジャンル:恋愛
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あづの ひみ(元朝日菜薔薇)(プロフ) - 桜鈴(みすず)さん» ありがとうございます。私は東京なのでいつ感染するのかとビクビクしていましたが、桜鈴さんのコメントを見て頑張ろうと思いました。桜鈴さんもコロナに負けずに頑張りましょう。 (2020年4月13日 11時) (レス) id: 519239ae11 (このIDを非表示/違反報告)
桜鈴(みすず) - これからも頑張って下さい。コロナウィルスに負けないよう、群馬から応援し続けていますね。 (2020年4月13日 7時) (レス) id: 3e552d64a0 (このIDを非表示/違反報告)
あづの ひみ(元朝日菜薔薇)(プロフ) - 桜鈴(みすず)さん» コメントありがとうござます。私もこんな物語があったらと思って書いていることが多いので、同じ気持ちの方がいてくれて嬉しいです。私の作品を見て泣いてくれてありがとうございます。 (2020年4月12日 11時) (レス) id: 519239ae11 (このIDを非表示/違反報告)
桜鈴(みすず) - 何度か、泣いてしまいました。こんな物語があったらよかったのに。 (2020年4月11日 23時) (レス) id: 3e552d64a0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あづの ひみ(元朝日菜薔薇) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/AdAsnhmp/  
作成日時:2020年1月18日 15時

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