LOVE & PEACE 《NARUTO》

LOVE&PEACE１５ ページ17

「僕のどこがきにいらないの？」

そうやって、子犬みたいな目をして聞いてくるあまねにわたしは

『ぶりっ子なところかな？』

「えぇ〜、これは生まれつきだもーん仕方ない」

だからその、だもーんとかがぶりっ子なんだよ
生まれつきは仕方ないか


ちなみにこれから甘味屋に行ってるところです

『で、そこの甘味屋ほんとにおいしーんでしょうね？』

「うん！僕お母さんと行ったんだけどすごく美味しかったよ！！」

『ヘェ〜、女子みたいだね』

あまねはなんか男の子っていうより、ざ！女の子って感じだから男友達っていうより女友達って感じかな？

しかも、遊びに行くときは絶対甘味屋巡りだし

楽しいから良いけどね

甘味屋に着くと、聞いたことのある声がして見渡してみる

そこにはカカシとサクモさんがいた

『あれ？カカシとサクモさんじゃん！！
今日は修行じゃないの？』

「やぁ、Aちゃん久しぶりだね？
最近家に来てないけどいつでも来て良いからな」

はぁー、サクモさんなんて良い人なんだ

「A、となんで月夜が一緒なの？」

『みんな、遊んでくれないからあまねと暇つぶしてんのカカシも最近全然遊んでくんないしね』

嫌味たっぷりに言ってやったぜ！

「僕としてはすごくラッキーだけどね」

お前は黙れややこしくなるから

「だって、Aだって最近ミナトって人と修行ばっかしてるじゃん」

そうだけど、カカシはいつ誘っても遊んでくれないから知らないな

『カカシは毎日サクモさんと修行ばっかだから
空いてる日も誘わないようにしてるんだよ！！なにその言い方、もう良いよ。あまね！いこっ』

また、意地を張ってしまった〜後悔

素直に遊びたいって言えれば良いのになぁー！！

「Aってほんとに素直じゃないよね〜」

『うっさいな素直になりたくてもなれないの！！』

「まぁ甘味食べて元気だそーよ！！」

『…うん』

あまねはほんとに扱いやすくて良いけどカカシは難しいマスクしてて表情はほとんど見えないし
分かりにくいったらありゃしない

その頃カカシとサクモ席では…

「カカシ、こういうときは素直に遊びたかったって言うんだぞ？じゃないと他の子にとられてしまうよ？」

他の子って、あまねのことか？

「べ、べつにそんなじゃないよ。ただ最近Aも付き合い悪かったし俺だけ怒られるのが嫌だったから…」

「ふふっ、まぁ早く仲直りしなさい。」

「…はい」

続く

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